兵庫県三木市にあるレジャー施設「グリーンピア三木」が2015年12月13日(日)を持って営業を終了する。所有者である兵庫県は当該施設の売却を決定。購入者は、パチンコ店などを運営する延田エンタープライズ(大阪府八尾市)で、購入金額は11億1800万円。
このグリーンピア三木、もともとは年金保養基地として建設された施設で、2005年に現所有者の兵庫県へ所有権が移り、大阪市内の会社に賃貸された上で運営されていた。その賃貸借契約が今月12月に終了することから、昨年に県が新事業者を募集、選考委員会の審査を経た後、延田エンタープライズに決定したという経緯だ。
県の発表によると、敷地西側の土地222ヘクタールとホテルや体育館などの建物計52棟を売却し、山林部分約125ヘクタールは環境保全のため引き続き県が所有するとのこと。延田エンタープライズは既存施設を改修するほか、ホテルや温浴施設の新設を計画。福祉施設を誘致するとしている。
グリーンピア三木が年金資金運用基金(旧年金福祉事業団)によって保養施設として開業したのは今から35年前の1980年。経営破綻後に県が取得したのが10年前の2005年。いずれも一昔前
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