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兵庫県三田市の「三田駅」前市街地再開発もいよいよ最終局面。2026年までに工事完了へ

都市計画・再開発(地域情報)/神戸・京都/関西 ニュース

2022/02/02 配信

三田駅側から見た外観イメージパース(出典:阪急阪神不動産株式会社 2021年12月20日付ニュースリリース)
三田駅側から見た外観イメージパース(出典:阪急阪神不動産株式会社 2021年12月20日付ニュースリリース)

三田駅前に高層マンションと
商業施設が2026年までに完成へ

兵庫県三田市にあり、JRと神戸電鉄が乗り入れる三田駅前の再開発が集大成を迎えようとしている。

2021年12月、阪急阪神不動産と旭化成不動産レジデンスは、兵庫県知事が三田駅前Cブロック地区市街地再開発組合の設立を認可したことを受け、12月18日に組合が設立されたことを発表した。

三田駅と商業棟をデッキで直結し、その奥に自走式駐車場と住宅棟を建設する(出典:出典:阪急阪神不動産株式会社 2021年12月20日付ニュースリリース)
三田駅と商業棟をデッキで直結し、その奥に自走式駐車場と住宅棟を建設する(出典:出典:阪急阪神不動産株式会社 2021年12月20日付ニュースリリース)

同組合は地上20階・高さ約60mの住宅棟と、地上3階・高さ約19mの商業棟を計画。 2022年度の権利変換計画認可を経て、2023年度に工事に着手する予定で、2025年度の先行建築工事完了、2026年度の工事完了を目指すという。

1970年代から動く三田駅前再開発構想も
残すはCブロックのみ

商業の集積や交通(鉄道、路線バス、タクシー)の結節点である、三田駅前は三田市の玄関口であり、当市の中心市街地であるとともに、内陸都市圏の中心商業地としての役割を担ってきた。

しかし、道路や駅前交通広場等の公共施設の整備が不十分であり、住・商・業務施設が混在した非耐火建築物が密集。都市機能更新の遅れから、住環境の悪化や商業地としての魅力が欠如し、発展が阻害されていた。

それを受け、三田駅前のターミナル機能の集積と中心商業地としての活性化、近代化を図るために、道路・駅前広場等の公共施設の整備、商業・業務用施設の整備によって市街地の再編を標榜。また、土地の合理的かつ健全な高度利用や都市機能の更新を図り、三田市の玄関口にふさわしいゆとりある空間整備の誘導を掲げてきた。

三田駅前再開発はCブロックのみ。A、B、Dブロックの再開発事業はすでに完了している(出典:阪急阪神不動産株式会社 2021年12月20日付ニュースリリース)
三田駅前再開発はCブロックのみ。A、B、Dブロックの再開発事業はすでに完了している(出典:阪急阪神不動産株式会社 2021年12月20日付ニュースリリース)

三田市では、1983年に策定された「三田駅前再開発構想」に基づき、三田駅前地区約5haをAかDの4ブロックに区分し、順次、市街地再開発事業を実施。すでにA、B、Dブロックは事業を完了している。

三田駅と「にぎわい広場(仮称)」のある
商業棟をデッキで直結するCブロック

Cブロックは、2015年6月に準備組合が設立され、両社は2018年6月に事業協力者として選定されて以来、市街地再開発事業の実現に向けて、地権者様の合意形成などの支援に努め、2020年3月に都市計画決定が告示されたことで、組合の設立が認可された。

この事業は、JR三田駅と南側約1.9haの区域とをデッキで直結するほか、「にぎわい広場(仮称)」のある地上3階建ての商業棟と、その前面に地上20階建ての住宅棟を一体で開発。

また、道路の一部拡幅や細分化した土地を集約するとともに、不燃性・耐震性の高い建物を整備することで地域防災性の向上を図る。

今後も地権者をはじめ、参加組合員の阪急阪神不動産・旭化成不動産レジデンス共同企業体、建設系事業協力者の熊谷組、事業推進アドバイザーの再開発研究所、事業推進コーディネーターの都市問題経営研究所、商業コンサルタントのオーク計画研究所が一致団結し、JR三田駅前の顔として「にぎわいとうるおい」のある、また市民に「愛着と誇り」を持てる街づくりを進めていく。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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