九州大学・六本松キャンパス跡地に誕生した「六本松421」とは?
福岡市中央区六本松といえば、博多駅や天神駅などからもほど近く、かつては九州大学のキャンパスがあったことから、学生街として栄えていたエリアだ。
ところがいま、同エリアには多くの買い物客などが訪れるようになり、その景色は様変わりしているという。
そもそも「六本松」という地名は、かつて福岡城を目指す人々の目印であった六本の松が由来で、古くから交通の要衝として栄え、武士や町人が行き交う場所だったそうだ。
1921年には旧制福岡高等学校が設立され、後に九州大学・六本松キャンパスに変遷することで学生街として発展したが、同大学キャンパスは09年に西区に移転し、若者の街としての役目を終えてしまうことに……。学生や職員が姿を消すわけだから、エリアのあらゆる産業が大打撃を受けたことだろう。
ところが14年に状況は一変。なんと、JR九州が跡地2万1000㎡の土地を落札し、商業施設やマンションなどが入る2つの複合施設を建設する方針を示したのだ。
そして開発は進み、昨年9月には住所である六本松4丁目2番1号にちなんで商業施設の「六本松421」がオープン。延べ床
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