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博多駅周辺が大きく変化!筑紫口側にも再開発の波が到来?

都市計画・再開発/福岡/九州 ニュース

天神地区の再開発に続き、
博多駅周辺の大規模プロジェクトが始動

福岡市の博多駅といえば九州における陸の玄関口。JR九州の在来線だけではなく、1975年には山陽新幹線、2011年には九州新幹線が全線開業し、福岡市営地下鉄空港線も乗り入れるなど、交通の要衝として発展してきた。

近年は「JR博多シティ」、「KITTE博多」、「JRJP博多ビル」といったオフィス・商業ビルが相次いで開業したこともあり、近隣住民の日常の買い物、観光客のお土産、グルメ、オフィスといった機能が集積した格好だ。

博多駅周辺は再開発が進みオフィス・商業ビルが次々と建設。発展し続けている
博多駅周辺は再開発が進みオフィス・商業ビルが次々と建設。発展し続けている

このように、博多駅を中心に再開発が著しい同エリアにおいて、新たな動きが始まっている。それが、福岡市が今年1月に発表した「博多コネクティッド」のプロジェクトで、その狙いは駅の活力と賑わいをさらに周辺につなげていくことだという。

具体的には、地下鉄七隈線延伸やはかた駅前通り再整備など交通基盤の拡充、容積率などの規制緩和などにより、耐震性の高い先進的なビルへの建替えや歩行者ネットワークの拡大、博多旧市街との回遊性を高め都市機能の向上を図るという。主な概要は以下の通りだ。

■対象エリア

・博多駅から半径約500m、約80ha

■主な誘導策

・福岡市独自の支援制度等:福岡市都市部容積率特例制度/ビルへのテナント優先紹介/行政によるビルのPR

・国の支援制度:特定都市再生緊急整備地域(金融支援、税制優遇など)

・国家戦略特区関連:国家戦略道路占有事業

そもそも、福岡市内の大規模再開発としては、天神地区(天神交差点から半径約500m、約80ha)の対象にした「天神ビッグバン」が推進されてきた。同エリアとは言えばビジネスやショッピングに便利な場所だが、2024年までに30棟の民間ビルの建替えを誘導し、新たな空間と雇用の創出を目標としている。「博多コネクティッド」はこれに続く、大きなプロジェクトと言えるだろう。

「博多コネクティッド」では交通基盤の拡充、歩行者ネットワークの拡大、先進的なビルへの建替えなどを計画
「博多コネクティッド」では交通基盤の拡充、歩行者ネットワークの拡大、先進的なビルへの建替えなどを計画

博多口側だけではなく
筑紫口の再整備にも注目!

博多駅周辺の再開発・整備といえばこれまで、「キャナルシティ博多」方面に続く、博多口側に集中していた。先述のJR博多シティ、KITTE博多、JRJP博多ビルもそうだし、バスターミナルも博多口にあり、歩行者デッキはこれらの移動をスムーズにするため整備されてきた。

2019年秋にJR九州が開業を予定しているホテルを含む複合ビル「博多駅前二丁目複合ビル(仮称)」、2020年開業予定で博多旧市街への誘導の目的を果たす「九州勧業ビル」、三菱地所と深見興産が今春から新築工事に着工し、2021年竣工予定のオフィスビル「(仮称)博多駅前4丁目計画」も、博多口側に位置する。

「博多コネクティッド」においても、JR九州はJR博多シティの拡張計画を発表していて、駅ビルの南側、KITTE博多の東側にある在来線ホーム上に新たな建物を建設する予定だ。これら計画を通じて、同エリアはますます街の利便性を向上させていくだろう。

一方、注目したいのは、博多口側に比べるといくぶんおとなしい雰囲気の漂う、筑紫口側の再開発だ。今年秋には博多駅と地下通路でつながる「都ホテル博多」が開業予定で、筑紫口駅前広場は再整備が検討中。

筑紫口から300mほどの距離にあり、ボウリング場やビリヤード場、イベントホールや貸会議室を併設し、プロレス興行も盛んに行われていた「博多スターレーン」は建物の老朽化などを理由に今年3月末で営業を終了していて解体後の再開発計画は未定だが、「博多コネクティッド」の圏内であることから、同プロジェクトの支援策を活用して新たなビルなどを建設する可能性はゼロでない。

駅を中心に博多口側と筑紫口側の賑わいは分断されていたが、プロジェクトを通じて筑紫口側の開発が進むと人の流れが変わり、不動産経営にも影響を及ぼすのではないだろうか。

博多口側に比べるとおとなしい雰囲気の筑紫口。今後は駅前広場の再整備、都ホテル博多のリニューアルなど、プロジェクトが目白押し。街の様子が一変するかもしれない
博多口側に比べるとおとなしい雰囲気の筑紫口。今後は駅前広場の再整備、都ホテル博多のリニューアルなど、プロジェクトが目白押し。街の様子が一変するかもしれない

「博多コネクティッド」の詳細はまだ明らかではなく、同エリアで物件取得を考えているなら、今後の詳細には注目したいところ。また、福岡市では博多や天神だけではなく、博多湾に面したウォーターフロントエリアでも大型コンベンション施設や高級ホテルなどの計画を進めている。

九州の他エリアでは人口減少が著しいが、福岡県、とりわけ福岡市は人口が増え続けている。今後、市中心部が様変わりするのに伴い、人口動態にもさらにインパクトを与えるだろう。

健美家編集部(協力:大正谷成晴)

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