道路陥没事故の影響で中断していた
工事が約2年8カ月ぶりに再開!
九州の玄関口として知られる福岡市。歴史ある寺院やビーチ、福岡ドームやキャナルシティ博多、シーサイドももち海浜公園、中洲、天神など観光スポットに事欠かず、歓楽街とビジネス街の両面を併せ持つ、日本有数の都市だ。
福岡空港から市街中心部へのアクセスもよく、バス路線も網の目のように張り巡らされていて、交通も至便。人口減が叫ばれ地方から人の流出が続くなか、増え続けているエリアだ。
福岡市は鉄道のインフラも発達していて、JRはもちろん西鉄、さらには地下鉄が開通。なかでも、福岡市地下鉄による路線は空港線、箱崎線、七隈線の3路線があり、どれもが中心エリアの博多から郊外に延び、地域住民の生活を支えている。
なかでもいま注目を集めているのは、西区の橋本駅から中央区の天神南駅までの12㎞を結ぶ七隈線だ。同線は2005年に日本で4番目に開業した鉄輪式リニアモーター式ミニ地下鉄で、沿線には福岡大学などの大きな教育機関もあることから、朝夕は通勤客と通学客を中心に利用が多い。
なぜ、七隈線が注目を集めているかというと、16年にJR博多駅前で起きた道路の陥没事故で
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