全高約100メートルの巨大ビル「鹿児島中央タワー」が6月にグランドオープンするなど、発展著しい鹿児島中心エリア。その勢いは、とどまることを知らない。
九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)が鹿児島中央駅西口における新たな再開発計画についての概要を発表した。鹿児島市等が実施を予定している道路整備計画と連携しながら、地域交通の課題解決や歩行者空間の整備によるにぎわいを創出することが目的だ。
開発対象となるのは駅西口そばのJR九州用地9,500㎡で、開発は2期に分かれて行われる。Ⅰ期開発(6,500㎡)では地上10階建て、延べ床面積25,400㎡の複合ビルを建設するほか、ビル直結の立体駐車場240台も整備する。
ビルは1~3階が商業施設フロア、4~10階がオフィスフロアで構成される。商業フロアの2階には歩行者デッキが整備され、駅中央改札フロアと直結する。東口のアミュプラザ鹿児島、鹿児島中央タワーも改札フロアに直結しているため、複数施設をシームレスに移動しながらの快適な買い回り体験ができるだろう。
オフィス部分は1フロアあたり約600坪もの面積を有
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