ヨドバシカメラは8月31日、新たな大型複合ビル「ヨドバシ梅田タワー(仮称)」をJR大阪駅北口に建設すると発表した。飲食や服飾などの外部テナントで構成する商業施設や1000室規模のホテルが入居する。
2017年夏着工、19年秋ごろの完成が予定されている。隣接する自社の既存店や大阪駅とつなぐ歩行者用通路なども同時に整備する。
建物の規模は、地上34階地下4階、延べ床面積は約10万5000平方メートル。このうち4万8500平方メートルが商業施設、9~34階の4万1500平方メートルがホテルとなる。ホテルの運営事業者は未定で、今後詰める予定だ。
訪日外国人の増加を受けて観光バスの発着場も設け、隣接する自社の既存店やJRの駅、商業施設「グランフロント大阪」など近隣施設を結ぶ歩行者通路を設置することで、回遊性を高める設計となっている。
つい10年ほど前までは「住みたい街」ランキングは、いわゆる住宅街が名前を連ねているものだったが、ここ数年は「三宮」「なんば」等の住宅地には程遠い商業集積地が上位にランクインしている。「梅田(大阪)」もそのひとつだ。
大阪駅周辺が住宅地として大きく注目されたのは、大阪
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