10月27日、JR西日本より「東海道線支線地下化工事」が発表された。この地下路線に接続し大阪を南北に貫く「なにわ筋線」の話も進捗しており、2つの路線を経由すると、京都、新大阪、大阪(北梅田)と関西国際空港を接続するルートが完成することになる。

「なにわ筋線」を利用した関空アクセスルートは橋下徹知事時代に「大阪都構想」にも盛り込まれていたもので、ルートや採算性が再検証され梅田貨物線を利用したルートとなった。また「なにわ筋線」はJR西日本と南海電鉄が乗り入れる前提となっており、両社と大阪府、大阪市を交えた4者協議が続いている。
現在、大阪の中心部からの関西空港への鉄道アクセスはJR西日本の「はるか」と南海電鉄の「ラピート」がある。「はるか」が京都発着で新大阪を経由するのに対し、「ラピート」は難波駅発着。「はるか」の方が使い勝手がよさそうに思えるが、「はるか」は大阪駅を通らないため、大阪都心部からのアクセスは「ラピート」の方が優っているとも言える。大きくは広域アクセスは「はるか」、都心部からは「ラピート」という棲みわけになっている。
これが今
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