大阪市の事業である、阪神高速2号淀川左岸線2期事業が進むことになった。
大阪市が公表した17年度当初予算案には新規に淀川左岸線延伸部事業として1700万円が計上されており、これにより17年度より新規事業化し調査等が着手されることが明らかになった。
また、淀川左岸線2期事業には20億4700万円が計上、用地取得や各種調査の推進にあてられ、17年度より本体工事が着手される見通し。開通は2026年度だ。
淀川左岸線は阪神高速2号淀川左岸線のことであり、大阪市湾岸部の北港からJR「大阪」駅北東エリアの豊崎までの約10kmを通る区間だ。すでに5号湾岸線北港JCTと3号神戸線海老江JCTの間の区間が2013年に開通しており、今回の2期工事では海老江JCTから大阪市北区豊崎までを完成させる予定である。
神戸線と湾岸線は、ともに神戸~大阪間をつなぐ路線。神戸方面から大阪市内北部エリアに入るには神戸線の方が便利だが、神戸線は慢性的に渋滞が多く大阪~神戸間は湾岸線が便利だ。
しかし現状では湾岸線から淀川左岸線を使っても海老江JCTまでしか行けず、また海老江JCTからは環状線には入ることがで
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