阪神電鉄とJR西日本は、阪神電鉄が所有する大阪市福島区の土地と、その土地に隣接するJR西日本所有の土地を、ホテルと商業施設が入居する複合ビルとして、共同で開発すると発表した。
両社の所有する土地は、JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、阪神本線「福島」駅徒歩6分の好立地だが、JR環状線の線路に沿った東西に細長い形状等のため、長らく活用されてこなかった。
敷地面積は2,584㎡、建物規模は地上12階建、テナントはホテルが株式会社阪急阪神ホテルズでビジネス客とファミリー層をターゲットとする、約250室の宿泊主体型ホテル。商業施設は阪急オアシス。開業は2019年春の予定となっている。
このニュースで注目したいのはJR西日本と阪神電鉄がジョイントベンチャーを行うということ。大阪ではJRと私鉄が一緒に事業を行うのは非常に珍しく、プレスリリースには「初めて共同で開発」とまで表記されているのである。
首都圏では東京メトロ東西線とJR中央線/総武線、東京メトロ千代田線とJR常磐線、小田急小田原線ーJR御殿場線と言った具合にJRと私鉄が乗り入れている事例が多々あるが、大阪では阪急、阪神等の私鉄各社とJ
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