全国的にも外国人旅行者が急増するなか、関西国際空港から伊丹空港へ移動し、そこからさらに国内各地へと移動する人の流れが加速している。
しかし、現在、伊丹空港に乗り入れている鉄道は大阪モノレールのみ。関空からはもちろん、大阪市内中心部から移動する場合でも乗り換えが必要となるため、直通バス利用者も多く、アクセスの改善を望む声も少なくない。そんななか、伊丹空港と大阪市内中心部を結ぶ新路線構想が明らかになった。
- 曽根駅から伊丹空港直結。新大阪駅やなにわ筋線との連絡路線も
9月1日に新聞やテレビなど各メディアが一斉に伝えた、阪急電鉄の伊丹空港乗り入れ構想では、阪急宝塚線曽根駅から伊丹空港までの約3キロを地下で結ぶコースを想定。
工事費用は1千億円規模となる見込みだという。これが実現すれば、蛍池駅で大阪モノレールに乗り換える必要はなくなり、伊丹空港から梅田までの直通路線が誕生する。
また、阪急電鉄は宝塚線と神戸線・京都線を接続する十三駅からJR新大阪駅に連絡する路線と、31年の開業を目指す「なにわ筋線」に連絡する路線も検討している。
- 実現すれば関西空港⇔伊丹空港が1本でつながる
なにわ筋線は関西国際空港へのアクセ
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