
外国人の渡航規制はミナミにとって死活問題
基準地価調査で3年ぶりに首位の座から陥落
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪・ミナミがかつてないほどの危機に直面している。
観光業・飲食業の挽回を視野に入れたGoToトラベルキャンペーンやGoToイートインキャンペーンによって、一時はにぎわいを取り戻しつつあったが、11月以降の“第3波”によって再び停滞。12月3日には大阪府独自の新型コロナウイルス警戒基準「大阪モデル」で非常事態を示す“赤信号”が灯った。
この新型コロナウイルスの蔓延は、インバウンド需要によって支えられていたミナミにとっては死活問題。
ミナミの巨大ターミナルの難波駅が関西国際空港から南海電鉄で直結しているという利点を生かし、訪日外国人旅行者をターゲットに強化していたが、新型コロナウイルスによる入国制限にかかると、たちまちミナミの街から外国人観光客が消えた。


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