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大阪茨木・東芝工場跡地で、官民一体の「茨木スマートコミュニティ構想」。来春「イオンタウン茨木太田」がオープン!

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2020/12/21 配信

東芝茨木工場跡地に
先進コンパクトシティが誕生

2018年に開業したJR総持寺駅に沿った歩道には「次なる茨木へ」と街灯フラッグが掲げられている。
2018年に開業したJR総持寺駅沿いの歩道には「次なる茨木へ」と街灯フラッグが掲げられている。

JRや阪急電鉄といった公共交通網に加え、名神高速などの幹線道路が整備され、大阪北摂エリアの主要都市として発展している茨木市。

7つのエ
工事現場のパネルより。「茨木スマートコミュニティ構想」の概要。敷地面積は甲子園球場約4.8個分の広さを誇る。大規模スケールの複合開発で新たなまちが誕生する。

東芝茨木工場跡地を7つのエリアに分け、先進エネルギー技術、住宅、商業、文教、医療・福祉など様々な機能を併せ持つコンパクトシティが誕生しようとしている。
これが官民一体となって推進しているプロジェクト「茨木スマートコミュニティ構想」だ。

コンセプトは「環境と人に優しく、災害に強いまち」。
まちにエネルギーセンターを作り、廃熱を抑えたコージェネレーションシステムのほか、蓄電池や太陽光発電システムも備えることで、電気と熱を効率的に供給することができる。

建設中の中高層マンション。階段の上、マンションの手前にあるのが、防災拠点となっている「公園」
建設中の中高層マンション。階段の上、マンションの手前にあるのが、防災拠点となっている「西河原公園」。

「災害に強いまち」としては、災害時に1500台のスマホが充電できるだけの電力をエネルギーセンター内に蓄電。
また、防災公園に指定されている西河原公園には消防署の分署が移設され、災害時用ヘリポートやかまどベンチなどの防災設備も用意されている。

商業や文教、医療・福祉の施設、住宅も続々と!

茨木スマートコミュニティ構想の文教ゾーンを担うのは、追手門学院大学の中学校・高校、大学。写真の奥に見える建物は中学校・高校の校舎。
茨木スマートコミュニティ構想の文教ゾーンを担うのは、追手門学院大学の中学校・高校、大学。写真の奥に見える建物は中学校・高校の校舎。
シンボリックなデザインの追手門学院大学茨木キャンパス。地域へ開かれたキャンパスを目指す。キャンパス内に観光協会が移転し、ライブラリーは会員登録すれば、地域住民も利用することができる。
シンボリックなデザインの追手門学院大学茨木総持寺キャンパス。キャンパス内に観光協会が移転し、観光の拠点として機能。学内のライブラリーは会員登録すれば、一般人も利用することができる。災害時は一時避難所として地域住民を受け入れる。
住居ゾーンの戸建て街区もほぼ完成。
住居ゾーンの戸建て街区もほぼ完成。

2018年3月にJR京都線の茨木駅と摂津富田駅の間にJR総持寺駅が開業されたことで、今回の構想の舞台となる東芝茨木工場跡地は駅から徒歩圏内となった。

次いで19年4月には追手門学院中学校・高等学校と同大学茨木総持寺キャンパスが開校、20年11月には医療・福祉施設が開設。
現在は戸建て住宅や中高層マンション、商業施設の建設工事が進む。

完成間近の「イオンタウン茨木太田」。本格的なオープンは2021年春を予定している。
完成間近の「イオンタウン茨木太田」。本格的なオープンは2021年春を予定する。

イオンタウンは、同構想の商業ゾーンを担い、2021年春を目途にオープン準備に取り掛かっている。
食品スーパーをはじめ、大型の家電量販店、ドラッグストア、飲食店など約60の専門店が出店し、地域住民の快適・便利・健康なくらしを支える。

商業施設やマンションが完成すれば、さらなるにぎわいが創出されるだろう。大阪市と京都市の間にあるベッドタウンとして、さらなる発展に期待したい。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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