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大阪府堺市美原区の黒山地区に2つの大型モールが建設中。国道309号線沿いの新たに生まれる商業施設競争が激化か!?

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2021/02/06 配信

2021年1月下旬時点の様子。美原区役所から北東を望むと、「ららぽーと」と見られている計画地が確認できる
2021年1月下旬時点の様子。美原区役所から北東を望むと、「ららぽーと」と見られている計画地が確認できる

地域拠点の機能がそろう
堺市美原区の黒山地区

大阪府堺市美原区は、市の東端に位置する人口約3.8万人の区。日本の鋳物発祥の地として知られ、現在は住宅地に農地と溜池が広がる緑あふれる街だ。国指定史跡の「黒姫山古墳」と「堺市立みはら歴史博物館」があり、古墳から出土した遺物や鋳物の歴史にふれることもできる。

中でも、美原区の中心に位置する黒山地区は、堺市都市計画のマスタープランとして「美原都市拠点」に位置づけられる主要エリア。阪和自動車道や南阪奈道路が走るなど、広域アクセス性の高さが魅力だ。

国道309号線沿いには美原区役所や美原文化会館、美原図書館やバスターミナルが整備されるほか、大手飲食店チェーンやコンビニエンスストアが立ち並ぶなど、地域の拠点としての機能を備えている。

阪和自動車道「美原南IC」が最寄
府内3店舗目の「ビバモール」開業へ

2021年秋完成予定の「ビバモール美原南インター」(仮称)は、スーパーマーケットやメディカル施設なども入り、地域住民の心強い味方になりそう
2021年秋完成予定の「ビバモール美原南インター」(仮称)は、スーパーマーケットやメディカル施設なども入り、地域住民の心強い味方になりそう

その都市計画の一環として、国道309号線沿いに大型商業施設の建設が進んでいる。阪和自動車道「美原南IC」を降りてすぐ、南海バス「美原区役所前」のバスターミナルから徒歩5分ほど北側へ進んだ場所に、LIXILビバの大型商業施設である「ビバモール美原南インター」(仮称)が2021年秋をメドに誕生することが明らかになっている。

和泉中央、寝屋川に続く府内3店舗目となる「ビバモール美原南インター」(仮称)には、1階にホームセンターやスーパーマーケットなど、2階にクリニックモールや商業テナントなどが出店予定。敷地面積は42,706.96㎡を誇り、車1,001台、自転車1,237台を駐車・駐輪することができる。

近隣に住む美原区住民はもちろんのこと、マイカー保有率の高い南河内エリア(松原市、羽曳野市、大阪狭山市、富田林市など)からの集客も大いに期待できるだろう。

「ビバモール」の東側には
「ららぽーと」が誕生か?

「ららぽーと」らしき施設の計画地を北側から見た様子。まだ整地を進めている段階だ
「ららぽーと」らしき施設の計画地を北側から見た様子。まだ整地を進めている段階だ

また、「ビバモール美原南インター」(仮称)から国道309号線を挟んで東側にも、広大な土地を整地している様子がうかがえる。今のところ施設名は公開されていないが、もともと農業用地などとして使われていた土地を三井不動産が買い取っていることから、巷では「ららぽーと」ではないかと噂されている。

2022年春の開業を目指しているというこの大型商業施設は、地上4階建て。敷地面積は84,000㎡で、駐車場は3,200台と、大阪府和泉市にある「ららぽーと和泉」とほぼ同規模になるとの見方が強い。

完成に向けて道路も舗装。西側を望むと、「ビバホーム美原南インター」(仮称)の姿も
完成に向けて道路も舗装。西側を望むと、「ビバホーム美原南インター」(仮称)の姿も

美原区はお世辞にも電車でのアクセスがしやすいとは言えないが、そもそも南河内エリアはマイカーやバスでの移動が主流。阪神高速大和川線の開通やコロナ禍に伴う車利用者の増加といった要因も、開業を控える商業施設にとっては追い風となるだろう。

以前の記事で取り上げた大阪府松原市の「SEVEN PARK(セブンパーク)」(仮称)、同市の「イオンタウン松原新堂」(仮称)を含め、国道309号線沿いの商業施設競争は熾烈を極めていきそうだ。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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