都会でありながら住みやすい
扇町は若いファミリー層に最適
医療法人医誠会が、大阪・扇町に「医療と劇場とAIと(医療とエンターテインメント)」を事業コンセプトとする(仮称)医誠会国際総合病院の開設を目指している。
まず、大阪の扇町と言っても、あまり耳なじみがないかもしれないが、実は機能的で魅力にあふれたまち。扇町のランドマークと言えば、1997年に移転してきたフジテレビ系列の「関西テレビ」の社屋だ。
その“カンテレ”に隣接する「扇町公園」も、まちを象徴するスポットの一つ。広大な芝生、大型遊具やアスレチック、プール施設などが完備され、幅広い人々から愛されている憩いの場だ。公園を囲むように、日本一長い商店街として有名な「天神橋筋商店街」をはじめ、小学校、中学校、病院、区役所なども点在している。
また、アクセス面においても、電車ではOsaka Metro堺筋線「扇町駅」とJR「天満駅」の2WAY利用が可能。トレンドの発信地である梅田や中崎町、グルメスポットの天満も生活圏という好立地だ。
暮らしやすさ、利便性の高さから、近年は若いファミリー層をターゲットとした賃貸・分譲マンションの建設が盛況だ。その流れを受けて、必然的に医療機関へのニーズも高まっている。
「国際医療」「交流促進」「文化創造」が
融合する複合施設が2023年に誕生へ
そんな扇町に、約560床の総合病院を軸に、カフェ・コンビニ・劇場などが融合した複合施設、(仮称)医誠会国際総合病院が誕生する。
建設地は扇町公園の南側に位置し、もともと大阪市水道局の扇町庁舎用地・扇町庁舎南側用地だった市有地。扇町通りに面し、Osaka Metro堺筋線「扇町駅」より徒歩約2分の場所だ。
この複合施設が掲げているのは、「国際医療」「交流促進」「文化創造」。低層部には、文化・コミュニティを創造・発信する劇場、人々の交流を促進するカフェ・コンビニ・子ども英語教育施設などの施設。上層部には、医療法人医誠会が運営する医療ツーリズムにも対応した、高度急性期医療施設の国際医療拠点が備わるという。
この施設は、地下1F~地上9Fの北棟、地下1F~地上15Fの南棟、大・小2つのホールを備えた劇場、災害時による帰宅困難者への滞在スペースなどで構成される予定。今のところ2021年6月の着工、2023年6月の竣工を目指している。
まち開発が加速しそうな扇町は
今後の伸びしろが期待できるエリア
国際的な総合病院を中心とする複合施設が完成すれば、間違いなく注目度は高まるはず。その効果によってまちの開発がさらに加速し、周辺環境が充実していきそうな気配だ。
扇町は都会にありながらも緑が多く、少し離れれば下町風情も残る魅力的なまち。環境や人流を踏まえれば、ファミリー層はもちろん、単身者にとってもニーズが高いと思われる。伸びしろが大いに期待できるエリアの一つとして、今後も扇町に注目していきたい。
健美家編集部
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