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大阪のトレンド発信地、「南堀江」が変わる。地上46階建てのタワマンが建設中。

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2021/06/12 配信

新なにわ筋に面したマンション建設地。宝船冷蔵解体後はコインパーキングとして活用されていたが、2021年5月に着工。竣工は2024年10月予定となっている
新なにわ筋に面したマンション建設地。宝船冷蔵解体後はコインパーキングとして活用されていたが、2021年5月に着工。竣工は2024年10月予定となっている

商業地と住宅地がうまく共存
意外にも住みやすい堀江界隈

現在、関電不動産開発は「(仮称)南堀江3丁目プロジェクト」として、大阪市西区南堀江に総戸数約500戸、高さ164mの地上46階建てのタワーマンションを建設中。このタワーマンション建設は、すでに2021年5月に着工されており、2024年10月に竣工予定となっている。

ちなみに、現時点では、このタワーマンションは大阪市西区の中で最も高い建築物になる予定だ。

堀江エリアの代名詞である「オレンジストリート」。全長800mの通りの両側には、インテリアショップやセレクトショップ、雑貨店やカフェなど、おしゃれな店が並ぶ
堀江エリアの代名詞である「オレンジストリート」。全長800mの通りの両側には、インテリアショップやセレクトショップ、雑貨店やカフェなど、おしゃれな店が並ぶ

南堀江を主とする堀江界隈は、難波や心斎橋、四ツ橋のすぐ西側に位置。かつては材木店が立ち並ぶエリアだったが、難波を中心に焼け野原と化した大阪大空襲を境に、家具のまちとして生まれ変わった。

その流れを汲んだインテリアショップが数多く立ち並ぶほか、近年は最新トレンドを取り入れたセレクトショップやアパレルブランドの路面店、洗練されたカフェなども次々に増え、高感度のファッショニスタを中心に集客。関西屈指のファッションエリアとして知られている。

その一方で、メインストリートや商業エリアから一歩外れると、単身者やファミリー層向けの賃貸・分譲マンションも点在。コンビニエンスストアやスーパーマーケット、公園や学校なども多く、商業地からも適度な距離感を保っているため、意外にも閑静で暮らしやすいとの声が多い。

好アクセス・好立地と教育施設の多さ
ファミリー層からの人気が集まるか

阪神なんば線「桜川駅」を利用する場合、建設地は道頓堀川にかかる汐見橋を渡るとすぐ。建設地の西側(写真左奥)には大型スーパーも備わっている
阪神なんば線「桜川駅」を利用する場合、建設地は道頓堀川にかかる汐見橋を渡るとすぐ。建設地の西側(写真左奥)には大型スーパーも備わっている

タワーマンションの建設地は、新なにわ筋に面した宝船冷蔵跡地。最寄り駅のOsaka Metro千日前線・阪神なんば線「桜川駅」、南海高野線「汐見橋駅」からは北へ徒歩3分ほどの場所にあり、Osaka Metro千日前線「西長堀橋駅」も徒歩10分圏内で利用できる。

また、建設地付近には保育園や中学校、学習塾なども点在しているため、とりわけファミリー層から人気が集まりそうなエリアと言えるだろう。

建設地の近くには緑あふれる公園も。近隣住民やオフィスワーカーの憩いの場に
建設地の近くには緑あふれる公園も。近隣住民やオフィスワーカーの憩いの場に

ちなみに、南堀江は平坦な土地が多く、大きな河川や地上を走る電車も少ないため、大阪市内では自転車利用者が比較的多いエリア。ビジネスはもちろん、ショッピングやアミューズメントの拠点となる「ミナミ」には、地下鉄や電車を使わずとも自転車でスムーズにアクセスできるのも利点だ。

都心部から離れる高層マンション建設
南堀江周辺は今後の再開発が加速!?

現在、高層マンション建設における大阪市の傾向としては、再開発できる土地が少ない都心部から少し離れた場所にタワーマンションが増えつつある。

南堀江の西側にある大阪ドーム周辺もマンションラッシュが期待されるエリアだ
南堀江の西側にある大阪ドーム周辺もマンションラッシュが期待されるエリアだ

建設地付近は「(仮称)南堀江3丁目プロジェクト」のように開発が進む一方で、老朽化が進む材木店や工場、公営住宅なども残っており、今後も再開発が進行する可能性は大いにありそうだ。

そして、今後は南堀江よりさらに西側に進んだ大阪ドーム周辺でもマンション建設が盛り上がりを見せてくれるかもしれない。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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