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大阪・南海本線「堺」駅からほど近い堺区大浜に、リゾート複合施設誕生へ。堺旧港周辺まちづくりの拠点として期待!

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2022/02/17 配信

提案時の「ポルトマーレ(仮称)」の完成予想図(出典:堺市)
提案当初の「ポルトマーレ(仮称)」の完成予想図(出典:堺市)

堺旧港周辺の再生を目指し、
衣・食・住・遊の融合拠点を計画

アゴーラ・ホスピタリティー・グループの子会社、アゴーラ大浜合同会社が大阪府堺市堺区大浜北町の市有地に建設を計画するアーバンリゾートタウン「ポルトマーレ(仮称)」。

これは、堺市が進める大浜北町市有地活用事業における公募型プロポーザルにより選定されたプロジェクトで、アゴーラ・ホスピタリティー・グループが優先交渉権者として決定。

中世以降貿易港として周辺地域活性化に多大な貢献を果たしてきた堺旧港周辺の再生を目指し、衣・食・住・遊をテーマとした複合施設「ポルトマーレ(仮称)」の建設を進めている。

対象地となる大浜北町市有地は、南海本線「堺」駅から徒歩3分ほどの場所。旧堺港はマリーナがある美しい景観で、その背後にリゾートホテルを中心とする「ポルトマーレ(仮称)」が誕生することになる。

当初の計画から工期や
事業内容の見直しも

ポルトガル語で「港」と「海」を掛け合わせた「ポルトマーレ(仮称)」は、市民に憩いと交流の場を提供すること、まちとしてのにぎわいを創出することを実現するとともに、堺新港として地域住民はもちろん、さらに広範囲のエリアからも愛され、愛を運びたくなる魅力的な拠点づくりを目指している。

提案時のA棟の断面計画図。ホテルのほか、レストランや温浴施設なども入居する(出典:堺市)
提案当初のA棟の断面計画図。ホテルのほか、レストランや温浴施設なども入居する(出典:堺市)

提案時の計画では、「堺」駅西口と直結するホテル「アゴーラリージェンシー堺アネックス」を中心に、シーフードレストランや温浴施設、物販飲食施設などからなる12階建てのA棟、観覧場や飲食店などからなる3階建てのB棟が建設される予定だった。

しかし、当初開業が予定されていた2020年夏から大幅に後ろ倒しになり、着工は2022年5月から。当初掲示されていた階数や延床面積が削減され、計画内容が見直されている。

提案当初の建物計画図。ホテルは12階建てから11階建てに変更されるなど、当初から事業内容がいくつか変更になっている(出典:堺市)
提案当初の建物計画図。ホテルは12階建てから11階建てに変更されるなど、当初から事業内容がいくつか変更になっている(出典:堺市)

現状、A棟は高さ44mの地上11階建て(延床面積12,000㎡)で、用途はホテル321室と飲食店2店舗が入居する予定。B棟は高さ14.950mの地上3階建て(延床面積2,113.94㎡)で、観覧場や飲食店が入居すると見られる。

ちなみに、工事は2022年5月から着工される予定となっている。

堺旧港周辺まちづくりの拠点として
期待が大きい「ポルトマーレ(仮称)」

「日本のベニス」と呼ばれていたように、中世以降、人・モノ・情報が行き交う国際貿易都市として繁栄してきた港のあるまち、堺。

市街地と水際線の近さ、江戸時代の堺旧港と環濠の現存、大阪・関西万博やIRの拠点となる夢洲との近さ、なにわ筋線開業による好アクセスといったポテンシャルを秘め、市をあげて堺旧港周辺のまちづくりを積極的に推し進めている。

その一翼を担うのが、リゾート複合施設「ポルトマーレ(仮称)」。工期や事業内容の見直しこそあったものの、都心地域西側の活性化の拠点として大きな期待が寄せられている。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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