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大阪・羽曳野市に大型商業施設「リピカ羽曳野」オープン。ファミリー世帯の呼び込みに期待

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2022/02/24 配信

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2022年1月から
順次テナントがオープン

大阪の不動産開発会社グルーヴは、2022年1月に大阪の羽曳野市で「リピカ羽曳野」という大型商業施設をオープンした。

1月21日から各テナントが順次営業を開始している。なお、テナントの数は全部で5つとなっており、具体的には以下の通り。

  • ヤマダデンキテックランド(家電量販店)
  • ラ・ムー(ディスカウントストア)
  • キリン堂(ドラッグストア)
  • 魚べい(回転寿司)
  • コメダ珈琲(喫茶店)

1月21日にヤマダデンキとコメダ珈琲がオープンし、26日と27日に残りの3テナントもオープンしている。

大きな建物の中に複数のテナントが入っているというわけではなく、写真を見てもわかるようにテナントごとに1棟の建物が建っている形だ。

開発総面積は約2万7,000㎡となっており、その敷地はかなり広い。ロードサイドの店舗らしく駐車場が351台分用意されているほか、駐輪場も204台分設けられている。

地元の顧客だけでなく、広範囲にわたる集客を意識した施設になっていると言えるだろう。

商業施設の位置は大阪外環状線とも呼ばれる国道170号線沿いで、近鉄線古市駅(ふるいちえき)の南西にあたる。

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リピカ羽曳野は奈良県との県境にほど近い場所に建っている。

国道170号線沿いには、リピカ羽曳野の南側にモスバーガー・マクドナルド・丸亀製麺など有名な飲食店や、ユニクロなどのロードサイド店舗が立ち並ぶ。

リピカ羽曳野のテナントにもヤマダデンキやコメダ珈琲など全国的に知名度の高い店舗が入っており、周辺住民の目を引くことが予測される。

国道170号線は羽曳野市を南北に貫く幹線道路であり、北側の藤井寺市や南側の富田林市にもつながっている。

休日には羽曳野市内だけではなく、周辺の街からも多くの人が足を運ぶ商業施設になるだろう。

羽曳野市の特徴は
観光資源と教育施設の豊富さ

羽曳野市は大阪府の南寄りに位置しており、その最も大きな特徴は応神天皇陵など大きな古墳がたくさんあることだ。

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応神天皇陵は日本で2番目に大きい古墳だ。

市のウェブサイトによると羽曳野市内には8つの古墳があり、「古市古墳群(ふるいちこふんぐん)」を形成している。

古市古墳群は2019年に世界遺産として登録された。そのほか、「竹内街道・横大路」が日本最古の国道として日本遺産に登録されている。

古市古墳群と竹内街道
古市古墳群と竹内街道。自然を感じさせるのが特徴的だ。

※引用:羽曳野市

例えば沖縄などのリゾートエリアとは一線を画しているが、羽曳野市が持つ観光資源の格式はかなり高いと言えるだろう。

そのほか、羽曳野市内には四天王寺大学という大学があり、こちらには2021年時点で3,805人の学生が在籍している。

さらに、大阪府立大学も羽曳野キャンパスを設けており、羽曳野キャンパスには看護学類などの学生が約1,000人通っている。羽曳野市は学生が集まっている都市とも言えるだろう。

また、南の富田林市には高校野球で有名なPL学園がある。PL学園は古市駅の1駅となりである喜志駅が最寄りだ。

羽曳野市の年齢別人口分布を確認すると、18歳~22歳の人口は2022年1月時点で約6,000人となっており、市全体の人口に対して約5.5%の割合を占めている。

市全体の人口は約11万人であり、年齢別人口のボリュームゾーンは50歳前後及び70歳前後だ。

高齢化が進みつつある状況は藤井寺市・富田林市でもあまり変わりはないが、藤井寺市では人口全体に占める20歳前後の割合が比較的大きい。

学生を当て込んだ投資を考えるのであれば、藤井寺市がおすすめと言える。

一方で、緑豊かな羽曳野の環境を好む子育て世帯の声も多いため、ファミリー向けの投資を考えるのならば、羽曳野市内で物件を探してみるのも良いだろう。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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