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ハイアットホテルの新ブランドが2024年開業予定の大阪・日本橋。大阪・キタに後れを取るミナミの逆襲となるか?

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2022/02/27 配信

「キャプション by Hyatt なんば 大阪」の計画地。現在は駐車場として利用されるが、2024年上半期を目途にオープン予定となっている
「キャプション by Hyatt なんば 大阪」の計画地。現在は駐車場として利用されているが、2024年上半期を目途にオープン予定となっている

大阪ミナミにハイアットの新ブランド
「キャプション by Hyatt」が日本初進出

2022年1月、フジサンケイグループの不動産デベロッパーであるサンケイビルが、ハイアットの関連会社とフランチャイズ契約を締結。そのハイアットの新ブランド「キャプション by Hyatt」が2024年、大阪ミナミの中心地にオープンするという。

日本初進出となる「キャプション by Hyatt」は、ハイアットのセレクトサービスカテゴリーにおける新しいライフスタイルブランド。ライフスタイルホテルの個性と、セレクトサービスホテルの長所である柔軟で効率的なスタイルを融合させた快適な空間を提供し、主に都市部で展開される予定だ。

開発計画が公表された「キャプション by Hyatt なんば 大阪」の立地は、大阪カルチャーの中心地とも言える難波界隈の大阪市中央区日本橋。

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「なんばグランド花月」や「黒門市場」といった大阪カルチャーを感じられるスポットも徒歩圏内
「なんばグランド花月」や「黒門市場」といった大阪カルチャーを感じられるスポットも徒歩圏内

Osaka Metro 堺筋線・千日前線「日本橋」駅、近鉄難波線「近鉄日本橋」駅から徒歩約5分、南海本線「なんば」駅から徒歩約6分と好アクセス。黒門市場やなんばグランド花月が徒歩圏内にあり、大阪の魅力と活気を肌で感じられるエリアだ。

ちなみに、工事は2022年7月に着工。2024 年上半期を目途に開業が予定されている。

旅行者と地元民の両方に
フォーカスした画期的なコンセプト

客室数は167で、1 階にレストラン、2 階にフィットネスを設ける計画が予定されている「キャプション by Hyatt なんば 大阪」。

「普通のホテルを目指さない」当ホテルは、それぞれの「キャプション by Hyatt」に集まる人が創り上げる、ホテル自体がコミュニティーとなるようにデザイン。それぞれの「キャプションby Hyatt」は積極的に地元で雇い、地元で買い、地元を活性化させることが狙いだ。

「キャプション by Hyatt」の「トークショップ」のイメージ図
「キャプション by Hyatt」の「トークショップ」のイメージ図

ホテルの中心にロビーはなく、その代わりに「トークショップ」と呼ばれるソーシャルスペースを設置。客が1日を通して食事や仕事、寛ぎを通じて人との有意義なコミュニケーションやコネクションを促すよう構築されている。

旅行者と地元民の両方にフォーカスした画期的なコンセプトは、旅行や日常生活の中に本物のつながりと自己表現を求める意識の高い消費者のニーズに応える。

また、ハイアットは「キャプション by Hyatt なんば 大阪」に続き、2025年には東京にも「キャプション by Hyatt 兜町 東京」を開業させるプランも公表している。

インバウンド効果が薄れるミナミにとっては
エリアの活性化、地価上昇のチャンス

新型コロナウイルス感染症流行の影響により、訪日外国人客が激減したことで地価の大幅な下落に見舞われた、難波や日本橋、心斎橋を中心とするミナミ。「うめきた2期地区開発プロジェクト」をはじめとする大阪・梅田駅前再開発が進む“キタ”に大きく後れを取っているのが現状だ。

しかし、アフターコロナを、2025年に控える大阪・関西万博を見据えて世界有数のホテルグループが参入することは、ミナミにとって状況が好転する大きなチャンス。

2024年にオープン予定の「キャプション by Hyatt」が、ミナミの地価上昇の鍵を握っていると言っても大袈裟ではないだろう。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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