かつて人気を博した老舗サウナ跡地の
約2,000㎡の土地を信和不動産が購入
デザイナーズマンション「スプランディッド」シリーズの企画・開発を手掛ける信和不動産が、大阪市中央区道頓堀二丁目に開発用地を購入した。
この開発用地は、人気サウナ店や飲食店などが入居したニュージャパンなんばビルの跡地。施設の老朽化に伴い2019年3月に閉館すると、同年5月にリーガル不動産が建物を購入。所有していた約2,500㎡の敷地は東西2区画に分けられ、コインパーキングとして活用した。
そして2022年2月、西側の広い敷地に当たる約2,000㎡の土地を信和不動産が購入。引き続き、現在もコインパーキングとして運用している。
大阪有数の繁華街や大動脈、
電車各線の駅まで徒歩圏内の好立地
この開発用地最大の特徴は、何と言っても立地の良さだろう。大阪ミナミの繁華街「道頓堀」と、大阪市のメインストリート「御堂筋」まではそれぞれ徒歩約2分。そのほか、Osaka Metro「なんば」駅や近鉄・阪神「大阪難波」駅25番出口から徒歩約2分、JR「難波」駅から徒歩約6分という好アクセスも魅力だ。
また、周辺はグルメやショッピングに事欠かず、コンサートホール「なんばHatch」を中心とした複合施設「湊町リバープレイス」までは徒歩約5分。リバークルーズが楽しめる道頓堀川も目の前を流れる。
観光地として不動の人気を誇る「道頓堀」だが、国内観光客はもちろん、「Osaka Free Wi-Fi」が整備されるなど、訪日外国人観光客が快適に観光できる環境を整備。関西国際空港から最寄りの南海「難波」駅までは直通電車に乗れば約45分で到着する。
気になる土地活用の計画は
30階建ての複合ビルが有力か!?
大阪のグルメとショッピングとアミューズメントの集積地として、地元民からも観光客からも人気を集める道頓堀エリア。大阪市がまちづくりの目標として掲げる「水都・大阪」の再生に向け、都市のさらなる魅力向上・発掘が期待されている。
気になる土地活用だが、30階建ての複合ビルを計画しているのではないかというのが大方の見方。いずれにしても、難波では珍しい新規の高層ビルになると見られているだけあって注目度は高い。
2025年の大阪・関西万博、2030年を目標とするなにわ筋線の開業を控え、どのような再開発が進められていくのか。引き続き、今後の動きも見守っていきたい。
健美家編集部