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大阪府内屈指のベッドタウン、千里ニュータウンの大規模プロジェクトが始動。総戸数500戸超のマンション分譲事業などを予定

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2022/05/31 配信

「大阪府営豊中新千里北第2期住宅民活プロジェクト」の完成イメージ図(出典:東京建物)
「大阪府営豊中新千里北第2期住宅民活プロジェクト」の完成イメージ図(出典:東京建物)

東京建物など大手4社が携わる
大規模複合開発プロジェクト

2022年3月の東京建物のニュースリリースにて、東京建物・関電不動産開発・パナソニックホームズ・NIPPOの4社が用地活用企業として選定を受けたと発表。総戸数500戸超の大規模マンション分譲事業をはじめとするプロジェクトを推し進めることになった。

千里ニュータウンにある開発地。北大阪急行線「千里中央」駅や阪急電鉄千里線「北千里」駅も近い好立地だ(出典:東京建物)
千里ニュータウンにある開発地。北大阪急行線「千里中央」駅や阪急電鉄千里線「北千里」駅も近い好立地だ(出典:東京建物)

開発地は、大阪府豊中市にある府内屈指のベッドタウンである千里ニュータウン。北大阪急行線「千里中央」駅や阪急電鉄千里線「北千里」駅から徒歩10分ほどの場所にあり、豊かな緑に囲まれる住宅街だ。

千里ニュータウンは、高度経済成長期に日本で初めて大規模なニュータウン構想が実現する形で整備されたエリア。しかし、近年は施設の老朽化、住民の高齢化が進行し、良質な住宅への再生が火急の問題となっていた。

2030年5月までに分譲マンション、
戸建、福祉施設などを順次建設へ

それを受け、このプロジェクトではまず、老朽化が進む府営住宅の建替えを先行して実施。建替え完了後に生み出された敷地で、4社による分譲マンション、戸建、福祉施設、保育園等を整備する大規模複合開発事業を推し進めていく。

各施設をユニバーサルデザインに配慮した歩道・スロープ等の生活導線を整備。施設居住者と利用者間の交流を生み、世代の垣根を超えた明るいコミュニティを形成することを目指す。

また、目玉となる分譲マンション事業では、21,000㎡超の広大な敷地条件を生かし、魅力ある緑地帯の保全や広場等の公共空間を整備。新しいワークスタイルにも対応すべく、フレキシブルな住戸プランやおうち時間を充実させる供用施設など、多様な生活スタイルを支える住居環境を提供する。

ちなみに、北街区には366戸の地上13階、南街区には211戸の地上13階の分譲マンションを、2027年6月から2030年5月の期間で順次建設していく予定だ。

人と建物と緑が調和し、世代の垣根を超えたコミュニティを形成していく(出典:東京建物)
人と建物と緑が調和し、世代の垣根を超えたコミュニティを形成していく(出典:東京建物)

そのほか、府営住宅や福祉施設等の計画と連携し、周辺と調和した統一感ある外観や植栽計画を採用することで、長く住民に愛され続ける街並みを形成していく。

着実に再開発が進んでいる
千里ニュータウンおよび千里中央駅周辺

住民の高齢化や施設の老朽化はもちろん、北大阪急行電鉄が2023年度に箕面市まで路線の延伸が予定されていることも後押しとなり、着実に再開発が進んでいる千里ニュータウン。

第3弾となる「千里中央」駅前の再開発プロジェクトは今のところ具体的な動きは明かされていないが、今回の「大阪府営豊中新千里北第2期住宅民活プロジェクト」によって、新たな展開も想定される。

いずれにしても、今、千里ニュータウンから目が離せそうにない。
健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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