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大阪・咲洲に2023年竣工予定の「西尾レントオールR&D国際交流センター」。大阪・関西万博との相乗効果を狙う!

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2022/11/29 配信

A地区のイメージパース。建物内部にはMICE関連施設、コンビニ、カフェ、レストランなども設ける予定だ(出典:西尾レントオール株式会社 住之江区役所)
A地区のイメージパース。建物内部にはMICE関連施設、コンビニ、カフェ、レストランなども設ける予定だ(出典:西尾レントオール株式会社 住之江区役所)

西尾レントオール株式会社が複合施設
「R&D国際交流センター」建設を計画

2021年3月、大阪市住之江区と西尾レントオール株式会社は、魅力発信、教育、防災などのさまざまな分野において、それぞれの活動の充実を図るとともに、地域連携を積極的に推進し、地域社会の発展を目指すパートナーシップ協定を締結した。

総合レンタルおよび関連事業を展開する西尾レントオールは、この協定の一環として、大阪ベイエリアの咲洲に建機レンタルの研究開発を行う複合拠点、「西尾レントオールR&D国際交流センター(仮称)」の建設を計画。2023年3月下旬の竣工を目指すという。

住之江区も本施設を拠点とし、咲洲の地域活性化から区全体に広がるまちづくりを協働して進める予定だ。

計画地は、Osaka Metro中央線「コスモスクエア」駅から徒歩約6分。総敷地面積は3万㎡以上にも及ぶ
計画地は、Osaka Metro中央線「コスモスクエア」駅から徒歩約6分。総敷地面積は3万㎡以上にも及ぶ

開発地はOsaka Metro中央線「コスモスクエア」駅から徒歩約6分の場所に位置し、大阪・関西万博の会場とも近い。

そのため、万博開催で増加が見込まれる建機レンタルの需要を取り込みつつ、AIやIoTを活用したレンタル機材の研究や、建機シェアリングといった新たなレンタルの観点から、新しいビジネスモデルを構築するのが狙いだ。

広大な敷地に建てられる
2つの巨大複合施設

住之江区と協定を結んだ西尾レントオールは、生活利便機能の充実による、魅力ある複合市街地の形成を目指したまちづくりが、咲洲で進められていることに注目していた。

また、隣接する夢洲地区で予定されている大阪・関西万博の開催や、IR誘致の動きからも咲洲のさらなる発展に期待。そして2019年11月、咲洲に土地を所有していた伊藤忠商事から、東西のA敷地・B敷地を合わせた約2.9万㎡の土地購入を決意した。

今回の開発は、「A敷地(1期)」「A敷地(2期)」「B敷地」の3区画に分けて行われる。現在は「A敷地(1期)」と「B敷地」で建設が行われており、本計画のメインとなる「西尾レントオールR&D国際交流センター(仮称)」も整備が段階的に進められている。

第1期事業ではA敷地の一部とB敷地に、地上5階建て・延べ床面積9,159㎡の施設と、地上2階建て・延べ床面積9,918㎡の施設を建設。そこにオフィス、研修所、宿泊施設、商業施設などに加え、建機などのデモ用スペースも設けるという。

また、A敷地で行われる第2期事業では、周辺環境や市況などを勘案。オフィスや商業施設、ホテルなどの高度利用も視野に入れた、国際交易・国際交流機能を持つ複合的な施設の建設を検討している。

西尾レントオールは本計画を含めた
住之江区全体の発展貢献を目指す

西尾レントオールと住之江区は包括的な連携のもと、互いに協力し合い、快活な地域社会の形成と発展を目指す(出典:大阪市住之江区役所)
西尾レントオールと住之江区は包括的な連携のもと、互いに協力し合い、快活な地域社会の形成と発展を目指す(出典:大阪市住之江区役所)

本開発のきっかけとなった住之江区と西尾レントオールのパートナーシップ協定では、他にも住之江区のブランド力向上や、職業体験や社会見学の受け入れなどによる、子どもたちへのキャリア教育推進の協働などを連携協力事項として提唱している。

今回の開発は数ある連携協力事項の中でも、西尾レントオールが総合レンタル業のパイオニアとして培ったノウハウと強みを活かすというもの。安心・安全なまちづくりを無事に遂行し、咲洲だけでなく住之江区全体の発展に貢献できるのか。今後の発表も待ち望まれるところだ。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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