オフィスフロアの概要が
ついに明らかに!
日本郵便、西日本旅客鉄道、大阪ターミナルビル、JTBの4社が主導となり、旧大阪中央郵便局跡地を含むJR大阪駅西地区エリアを2024年3月の竣工を目指して再開発している「梅田3丁目計画(仮称)」。
すでに、この計画には、JR西日本ホテルズとマリオット・インターナショナルが初タッグを組むハイグレードホテル、「オートグラフ コレクションホテル」の出店が決定。MBSライブエンターテインメントによって運営される大型の劇場も、2024年夏に誕生予定となっている。
そしてさらに、11月中旬の「梅田3丁目計画(仮称)」PR事務局のニュースリリースによると、地上の鉄骨工事が完了し、上棟したことを発表。さらに、オフィスフロアの概要もついに明らかになった。
「ビジネス×ウェルビーイング」を実現!
オフィスサポート機能が充実
「梅田3丁目計画(仮称)」は現在、大阪駅西側に整備中の「JR大阪駅新改札口」(2023年春暫定供用開始予定)に直結するなどアクセスは抜群だ。
また、基準階のフロアは、貸室面積が約4,000㎡(約1,200坪)。西日本の賃貸オフィスビルでは屈指の規模を誇るオフィス空間を提供する。分散したオフィスの集約化による業務効率の向上など、大規模スペースのニーズに対応できるほか、最小約40坪のオフィス空間としての利用も可能。入居テナントのニーズに応じたレイアウトの実現が可能で、多様で新しい働き方を実現するという。
この計画では、オフィスワーカーの新しい働き方にフィットした最新オフィスと、ウェルビーイングを融合させたオフィスサポート機能を提供する。
1日の多くの時間を過ごすオフィスは、オフィスワーカーの健康とクリエイティビティに配慮した空間であることが重要だと捉え、オフィスロビーのある9階にはワークスタイルをより自由にするオフィスサポートフロアを用意。さらには、居心地の良いダイニングやリラックスできる屋上庭園、リフレッシュのためのフィットネススペースやサウナを設けている。
そのほかにも、オフィスワーカー専用のコワーキングスペース、共用会議室およびラウンジなどを設置し、オフィスワーカーが心身ともに健康な状態で創造性が高まる新しい働き方をサポートする。
「梅田3丁目計画」で
明かされていないのは商業施設のみ
「梅田3丁目計画」のコンセプトは“つなぐ”。オフィスだけでなく、商業施設やホテル、劇場との大型複合一体開発であることで、オフィスでの豊かさを追求することに加え、ひと・まち・ものとの“つながり”も含めた多彩なライフスタイルを提供する。
また、建物の環境性能を評価する指標の一つである「CASBEE大阪みらい」で最高位のSランクを取得するなど、環境にも配慮した計画と評されている。
ホテルや劇場のほか、オフィスフロアも明らかになった今回の発表。本計画でベールが明かされていないのが、商業施設のみ。「梅田3丁目計画」への期待はまだまだ高まるばかりだ。
健美家編集部