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大阪・難波エリアに新オフィスビル「パークス サウス スクエア」が誕生! 南海の思惑どおり、新たな都市機能を生み出せるか

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2023/02/12 配信

2023年1月10日に竣工した「パークス サウス スクエア」の外観(出典:南海電気鉄道株式会社)
2023年1月10日に竣工した「パークス サウス スクエア」の外観(出典:南海電気鉄道株式会社)

難波中二丁目開発計画がついに竣工
正式名称は「パークス サウス スクエア」に決定

南海電気鉄道株式会社は2023年1月のプレスリリースにて、双日株式会社、株式会社日本政策投資銀行とともに推し進めてきた大阪市浪速区の「(仮称)難波中二丁目開発計画のうちB敷地計画」の竣工と、「パークス サウス スクエア」を正式名称として始動することを発表した。

南海電鉄では、中期経営計画「共創140計画」において、選ばれる沿線づくりと不動産事業の深化・拡大を掲げ、2018年に提唱した「グレーターなんば」の創造を推進中。

計画地は南海「難波」駅の南側。オフィスビル「なんばスカイオ」や商業施設「なんばパークス」と近接する(出典:南海電気鉄道株式会社)
場所は南海「難波」駅の南側。オフィスビル「なんばスカイオ」や商業施設「なんばパークス」と近接する(出典:南海電気鉄道株式会社)

なにわ筋線の開業(2031年開業予定)によってさらなる賑わいが期待される、南海「難波」駅周辺の「なんばターミナルエリア」から、ホテル建設などの再開発によって国内外から注目を浴びる「新今宮エリア」までを包括した南北軸の形成を視野に入れている。

その意味で、「パークス サウス スクエア」は同エリアの賑わい創出や新たな人の流れをもたらすことが期待されている。

「パークス サウス スクエア」の
注目すべき4つのポイント

このオフィスビルのコンセプトは、「つどい、いろどり、つながる 新たなワークプレイス」。ポイントは大きく分けて4つが挙げられる。

無柱空間でレイアウトの自由度が高いオフィスフロアと、明るいエントランスホール(出典:南海電気鉄道株式会社)
無柱空間でレイアウトの自由度が高いオフィスフロアと、明るいエントランスホール(出典:南海電気鉄道株式会社)

まず1つ目は、無柱空間で開放的なオフィス空間であること。執務空間に柱がなく、「自由度の高い効率的なレイアウト」が可能。また、基準階貸室面積が約290坪(最小分割約39坪)あり、三面採光によって「明るく開放的なオフィス空間」が実現する。

2つ目は、環境面への配慮だ。本建物は、建物外周部の窓面にLow-Eガラスを実装していることや、貸室内ゾーン空調制御システムなどを採用していることから、標準的なオフィスビルと比べ、一次エネルギー消費量の34%削減(BEI値0.66)を実現。「DBJ Green Building 認証」で3つ星(2021プラン認証)を取得したほか、「CASBEE 大阪みらい」でAクラスの評価を取得した。

3つ目は、南海「難波」駅から本ビルなどにつながるプロムナード(遊歩道)の形成し、歩行者ネットワークを整備。具体的には、既設のペデストリアンデッキと接続する本ビル2階に店舗を誘致することで、なんばエリアの回遊性、界隈性の向上を目指すという。

そして最後は、「NANKAI NAMBA WORKERS」の展開だ。このビルに入居するオフィスワーカーは、南海電鉄が展開しているワーカーサポート施策「NANKAI NAMBA WORKERS」のサービスが利用可能。鉄道をはじめ、不動産、流通、サービス業など幅広く事業を展開する南海電鉄ならではの優待やサービスを提供することで、なんばエリアで働くオフィスワーカーの満足度向上、「なんばエリアで働きたい」という機運の醸成を促すという。

「パークスタワー」「なんばスカイオ」級の
新たな都市機能拡充の役割が期待される

なんばターミナルエリアを、商業施設のなんばパークス方面からさらに南へ拡大し、南海電鉄が掲げる「グレーターなんば」の創造に向けた、新たな都市機能拡充の役割が期待される「パークス サウス スクエア」。

すでにオフィスフロアには、日本金銭機械株式会社の本社事務所の移転や、ディップ株式会社の入居などが決定している。

大規模商業施設も同居する「パークスタワー」、南海「難波」駅に直結した2018年開業の「なんばスカイオ」と並ぶ、難波エリアのハイグレードオフィスとして大きな期待が寄せられる。
健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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