
「ららぽーと」と「MOP」の
2業態複合型商業施設が誕生!
三井不動産株式会社は2023年2月上旬、かねてより大阪府門真市松生町で建設を進めていた「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」(以下「ららぽーと門真」)、「三井アウトレットパーク 大阪門真」(以下「MOP大阪門真」)が、2023年4月17日にグランドオープンすることを発表した。
この施設は、三井不動産初となる「三井ショッピングパーク ららぽーと」と「三井アウトレットパーク」の2業態複合型商業施設。ファッションやグルメといった日常的なショッピングから、ブランドショッピングといった非日常的な買い物体験までをワンストップで満喫できるのが強みだ。

施設へのアクセスも良好。車の場合は、主要幹線道路である国道163号と大阪中央環状線に接するほか、近畿自動車道の門真ICもすぐ近く。電車の場合は、京阪電鉄や大阪モノレールの「門真市」駅から徒歩約8分で、中広域からのアクセスにも優れている。
「ららぽーと」が1階・3階、
「MOP」が2階のフロア構成
最大の特徴は、何と言っても「ららぽーと」と「MOP」の2業態複合型商業施設であることだ。
1階と3階は「ららぽーと門真」が運営。日常のショッピングに便利な店舗やライフスタイルを彩る大型店、大阪初出店19店舗や新業態11店舗など、計153店舗が出店する。
2階には、2023年3月にクローズした「MOP大阪鶴見」が拡張移転する形で「MOP大阪門真」としてリニューアルオープン。スポーツ・アウトドアブランドや海外ブランドなど、日本アウトレット初出店4店舗、関西エリアアウトレット初出店17店舗を含む計98店舗が展開される。

さらに、4階には「空の広場」が誕生。キッズ用ボルダリングや大型すべり台といった遊具をはじめ、イベントステージ、屋上カフェなど、子どもから大人まで楽しめる多目的空間となっている。アクセスとしては、屋上中央に位置するエスカレーターのほか、3階フードコートの階段からも直接上がることができる。
「ららぽーと・MOP」開業後もコストコや
大規模マンション、新駅などが続く

パナソニック株式会社工場跡地を活用したこの大規模複合街づくり型開発事業は、「ららぽーと門真・ MOP 大阪門真」の開業後も継続する。
住宅街区のB街区では、三井不動産レジデンシャル株式会社が 11 階建て・155 戸の大規模分譲マンション「パークホームズLaLaLa門真」を建設。2023 年度の竣工・入居開始を予定している。
また、小売街区のC 街区では、会員制倉庫型店舗「コストコホールセール 門真倉庫店」が 2023 年夏に開業予定。事業所街区のD 街区では、門真市に本社を置く東和薬品株式会社の施設を予定している。
さらに、2029年には大阪モノレールの新駅である「(仮称)松生町駅」の開業が予定され、アクセス面もさらに便利に。新駅西面に設けられる歩行者デッキにより、2階「MOP大阪門真」のフロアと直接アクセスできるという。
「ららぽーと門真・ MOP 大阪門真」のオープンにとどまらず、さらなる再開発が進められている門真市松生町。多様な人々が集い出会うことで活気あふれる空間を創出し、門真市の新たなコミュニティの拠点になり得るだろう。
健美家編集部