
建物名は「JPタワー大阪」、
商業施設名は「KITTE大阪」に決定!
日本郵便株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、大阪ターミナルビル株式会社、株式会社JTB、日本郵政不動産株式会社によってJR大阪駅西地区で進められている「梅田3丁目計画(仮称)」の建物名が、2023年3月上旬に「JPタワー大阪」に決定。さらに、「JPタワー大阪」に入る商業施設名も「KITTE大阪」に決まった。

商業施設・劇場・ホテル・オフィスから成る大型複合施設の「JPタワー大阪」は、ブランドとして東京、名古屋に続く全国3施設目。2025年開催の大阪・関西万博などによる国内外からの注目の高まりと来訪者の増加が見込まれる大阪エリアで、西日本最大のターミナルであるJR大阪駅直結という抜群のアクセスを活かし、多目的で利用できる施設として2024年3月に竣工予定となる。

「JPタワー大阪」の地下1階〜地上6階に入る「KITTE大阪」は、東京、名古屋、博多に続く全国4施設目。JR大阪駅に直結する好立地の商業施設として、日本のいいものや地域の食文化などを再認識、発見できる場所で、好奇心を刺激するさまざまな体験と出会いを提供する。こちらは2024年7月にオープンする予定だ。
JR西日本ホテルズとマリオットによる
新ブランドホテル名もリリース

3月下旬には、「JPタワー大阪」に出店するJR西日本ホテルズとマリオット・インターナショナルが初提携した「オートグラフ コレクション」ブランドのホテル名が、「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection」(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)に決定。ホテルの計画地が、1874年に誕生した初代大阪駅の跡地であることから命名されている。
「オートグラフ コレクション ホテル」とは二つとして同じホテルはなく、他にはない特徴と独自のストーリーを持つオンリーワンのホテル。独自の造りやデザイン、おもてなしに対して強いこだわりを考慮したうえでセレクトされ、特別な滞在経験ができるホテルだ。

「旅人と街を繋ぐ、新しい物語がここからはじまりますように」「ここにしかない時空(とき)の路線を繋ぐ旅のターミナル」という意味が込められ、ブランドコンセプトは「The Osaka Time」。客室フロアは30〜38階で、客室数は418室。付帯施設として、7階に宴会場、29階にレストラン、30階にフィットネスジムなどを備えたフルサービスの高級ホテルだ。
また、アクセスはJR大阪駅西口改札から直結するほか、JR大阪駅地下連絡通路から「うめきた地下口」に接続。さらに、JR大阪駅と「JPタワー」2階に整備する歩行者デッキによって直結し、西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」とも接続する予定になっている。
ちなみに、このホテルは2024年夏にオープン予定となっている。
オープン、万博を目前に控え
開発はいよいよ大詰めを迎える

JR大阪駅西側に位置していた大阪中央郵便局跡地の再開発とあって、かねてより熱い視線が注がれていた「梅田3丁目計画」。ここにきて、建物名、商業施設名、ホテル名が立て続けに決まるなど、慌ただしい動きを見せている。
2024年の開業、そして2025年の大阪・関西万博を目前に控え、2020年秋から進められている梅田3丁目の開発もいよいよクライマックス。最後まで、このJR大阪駅西地区のエリアから目が離せない。
健美家編集部