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大阪ベイエリアに「グランドプリンスホテル大阪ベイ」が2023年7月開業予定! 星野リゾートとの協業で大阪観光の活性化へ

都市計画・再開発(地域情報)/大阪 ニュース

2023/05/16 配信

「グランドプリンスホテル大阪ベイ」の外観イメージ(出典:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド)
「グランドプリンスホテル大阪ベイ」の外観イメージ(出典:株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド)

リブランドオープン予定のホテル名は
「グランドプリンスホテル大阪ベイ」に決定

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは3月下旬、大阪市住之江区南港北にある星野リゾート・リート投資法人保有のホテル(現ハイアットリージェンシー大阪)について、現行のホテルマネジメント契約期間満了後に同ホテルの運営を受託する契約を締結し、2023年7月にリブランドオープンすると公表。

さらに4月中旬には、フルサービス型のホテルブランド「グランドプリンスホテル」を冠したホテルの名称が「グランドプリンスホテル大阪ベイ」に決定したこともリリースされた。

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、西武ホールディングス子会社のホテル・レジャー事業会社で、2022年4月1日に「株式会社プリンスホテル」から称号を変更し、グローバルホテルチェーンとしてリスタート。ホテル運営に特化したアセットライトな事業運営により、今後は国内外250ホテル規模への事業拡大を目指していくという。

2023年7月に「グランドプリンスホテル大阪ベイ」へと名称が変わる、現「ハイアットリージェンシー大阪」
2023年7月に「グランドプリンスホテル大阪ベイ」へと名称が変わる、現「ハイアットリージェンシー大阪」

大阪においては、昨年11月に宿泊特化型のホテル「プリンス スマート イン 大阪淀屋橋」を開業。今回開業するフルサービス型のホテルブランド「グランドプリンスホテル」では、大阪市内初出店となる。

1つの建物で複数のブランドが体験できる
世界でも珍しい「コラボレーションホテル」

「グランドプリンスホテル大阪ベイ」は、JR「大阪」駅からニュートラム南港ポートタウン線「中ふ頭」駅から徒歩約3分、車で約25分の場所。目の前に大阪湾が広がるベイエリアに位置する。

2019年のG20大阪サミットをはじめ、数々のMICE会場として利用される「インテックス大阪」
現「ハイアットリージェンシー大阪」の目の前にある「インテックス大阪」は、2019年のG20大阪サミットをはじめ、数多くのMICE会場として利用されている

水族館や人気のテーマパークにもアクセスしやすいだけでなく、2025年大阪・関西万博の開催予定地である夢洲にも近く、統合型リゾート(IR)や交通インフラ整備の計画も進み、さらなる発展が見込まれるエリアだ。また、多くのMICE会場となる「インテックス大阪」もあり、ビジネス・レジャーともに利便性の高い立地と言えるだろう。

2022年12月中旬に現「ハイアットリージェンシー大阪」内にオープンした「リゾナーレ大阪」。全64の客室と、最上階28階の「アトリエ」から構成される(出典:星野リゾート)
2022年12月中旬に現「ハイアットリージェンシー大阪」内にオープンした「リゾナーレ大阪」。全64の客室と、最上階28階の「アトリエ」から構成される(出典:株式会社星野リゾート)

ホテル内には上層階・最上階に、株式会社星野リゾートが一部運営に携わる「リゾナーレ大阪」があり、1つの建物で複数のブランドが体験できる世界的にも珍しい「コラボレーションホテル」となる。

また、480の客室をはじめ、さまざまなスタイルのレストランやカフェ、約1,800㎡の宴会場をはじめとする大小の宴会場といった付帯施設を有し、ビジネスや観光、婚礼などにも幅広く利用できるのも魅力だ。

大阪・関西万博やIRを控える大阪で
観光の活性化、MICE戦略の成長に寄与

「グランドプリンスホテル大阪ベイ」には、創業から100年以上の歴史の中で培ってきた「プリンスホテル」の、宿泊・宴会・料飲機能を兼ね備えたフルサービスホテルの運営、MICEの運営ノウハウ、さらに国内外でのチェーンメリットが最大限に活かされるはずだ。

今後、大阪・関西万博やIRなどを控える大阪で、日本の観光業をリードする西武・プリンスホテルズと星野リゾートの双方のノウハウを活かしたホテル運営を行うことで、大阪観光の活性化、大阪のMICE戦略の成長に大きく貢献していくことだろう。

健美家編集部

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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