資生堂は、大阪府に化粧品の新工場を建設すると発表した。
稼働に合わせて大阪工場(大阪市東淀川区)は閉鎖し、同工場の従業員約900人は新工場に異動する予定。平成30年着工、32年稼動。紙おむつなどと並び訪日中国人の「爆買い」の対象となっている化粧品の生産能力を5割増とする。
新工場が建設されるのは、大阪府茨木市の彩都(国際文化公園都市)内の彩都東部地区で、敷地面積は7万2350㎡と、大阪工場の約2倍に相当。土地の広さと、大阪市と京都市の中間という交通の便の良さ、そして大阪工場からも近いため従業員が異動後に通いやすい、ということが決め手となった。
今、「彩都」と呼ばれているニュータウン。一般的には茨木市と箕面市の間にあるエリアを指しているが、ここは彩都には違いないが正確には「彩都西部地区」と呼ばれ、主に住居系のエリア。彩都は彩都西部地区以外に「彩都中部地区」「彩都東部地区」の3つのエリアから構成されている。その彩都に来るための公共交通機関であるモノレールは現在彩都西部地区にある「彩都西」駅が終着となっており、そこから中部地区、東部地区へと向かう路線は営業していない。茨木市市役所のWEBサイトを見
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