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大阪市の「各区の特性や実情に即した施策」が面白い!MKBプロジェクトって何?

都市計画・再開発/大阪 ニュース

2016/03/30 配信

予算総額3兆6,973億円、うち一般会計1兆6,509億円となる大阪市の平成28年度当初予算案の概要が3月1日、大阪市のWEBサイトに発表された。橋下徹前市長の後を受け昨年就任した吉村洋文市長が手がけた初の予算案である。

資料の中で大阪市の「めざす姿」として3つのポイントが挙げられている。一つ目が「子どもの教育・医療 無償都市大阪」、二つ目が「副首都にふさわしい大阪」。が、ここで紹介したいのは三つ目のポイント「各区の特色ある施策の展開」。

「区長の権限と責任による区の特性や地域の実情に即した総合的な施策を展開」をするための予算として244億8,800万円を計上している。中でも「各区の特色ある取組み」は各区一つづつ例示的に発表されていて、これがなかなか面白い。以下、いくつか紹介する。

【西淀川区】大野川遊歩道等再生(ルネサンス)事業(300万円)
24区で一番花と緑が多い区をめざし「クリーンにしてグリーンな西淀川」を実現するため、大野川緑陰道路や大野せせらぎこいの里での「憩いの花壇」の維持管理を行う他、矢倉緑地、西島川の再開発の検討、児童による樹木札設置等を行い自然環境に親しめる取組みを実施(以上、大阪市サイトより引用)

大野川って言われてもピンとこない人がほとんどであろうが地元ならわかる。緑が少なく殺伐としたイメージがある西淀川区だが、このような事業が進むと当該エリア周辺の住環境はよくなり競争力が強くなる。

【此花区】MKB(Maishima Konohana Brand)プロジェクト事業(300万円)
区内の魅力資源である舞洲のスポーツ施設を活用した祭典の実施により、区内・区外にまちの魅力を発信(以上、大阪市サイトより引用)

イベントが行われるのであろうが、一過性のもののような雰囲気が取れる。すでに舞洲では「祭典」は行われているが……。「ネーミング先行型」でないことを祈る。

【城東区】『子育てするなら城東区』推進事業(600万円)
地域の実情に応じた子育て支援を推進し、『子育てするなら城東区』といわれるような、大人になっても城東区で子育てをしたいと願う、まちづくりを推進(以上、大阪市サイトより引用)

子育てサポートは既に大阪市全体でも様々な取り組みが行われており、区毎も然りである。「地域の実情に応じた」「〜といわれるような」というワードに、具体性の無さを感じる。

【平野区】ひらの青春生活応援事業(800万円)
生活困窮などの事情により不登校に陥るおそれのある区内居住の高校生に対して、高校中退の防止に向け、専門支援員による高校生活定着支援を実施(以上、大阪市サイトより引用)

牧歌的な事業名とはうらはらに、ヘビーなテーマ。平野区の詳しい事情は分からずとも、この内容をみれば、区長/区役所が現在抱えている課題を的確に把握しているように考えられる。

「住みやすい街(=行政区)」といった切り口での紹介はいろいろなメディアでされているが、その多くは「児童医療費控除」や「保育所事情」等に偏っている。

投資物件を保有/運営する際は、このような行政の施策/予算まで元をたどり具体的にどのようなことが行われるのか、行われようとしているのかを調べることで、ライバルより一歩先に行くことができる。

健美家編集部(協力:田中和彦)

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