さる2月18日、大阪府の平成28年度予算案が発表された。注目したいのは「まちづくり・都市基盤」項目の「大阪の都市成長を支える都市基盤整備」中に記載されている2つの既存鉄道延伸計画。大阪モノレールと北大阪急行線だ。
大阪モノレールの延伸は「門真市」駅~(仮称)「瓜生堂」駅(東大阪市)までの延長9.0kmの区間で、平成28年度の事業内容としては測量・土質調査、基本設計、環境影響評価などが実施される予定。
総事業費は約1,050億円で、うち大阪府の負担は約300億円。開業目標は平成41年。大阪都心から放射状に伸びる既存鉄道を環状につなぐことが目的。
北大阪急行の延伸は「千里中央」駅~(仮称)「新箕面」駅までの延長約2.5kmの区間。建設費約600億円に対して、その1/6(上限100億円)を大阪府が補助する。
開業目標は平成32年度。大阪都心と北大阪地域を直結し大阪の南北軸を強化する同線の延伸整備を促進するのが目的。
新駅ができる、鉄道が延伸する。これは、不動産が「バブる」時、もしくは「バブるだろう」と見越して不動産を仕入れようとする時に必ず聞かれる言葉。
いわゆるバブル時代には「新駅(延伸)予定」で相場
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