2010年に閉鎖された横浜市鶴見区の花月園競輪場の跡地での開発がいよいよ始まる。全体計画自体は2010年自体に示されていたが、2015年8月に関連の基盤整備への入札が始まることになり、動き始めた。
当該敷地は京浜急行線花月園前駅北側の鶴見一丁目にあり、駅からは歩いて5分ほど。計画では、10.9haの敷地に4.3haの防災公園を整備、合わせて集合住宅を建設することになっており、戸数は約700戸。16年度末までに競輪場など既存施設を解体した上で造成工事などを進めながら19年度にじゃ公園整備を開始。20年の完成を目指している。集合住宅については18~20年度の着工という計画だ。
小さな区画の宅地が多く、環境、防災に寄与するような公園が少なかったエリアでの開発であり、地域では新しい街作りへの関心は高い。隣接する鶴見駅からさほど遠くない場所でもあり、開発が地域に与える影響は少なくないようだ。
健美家編集部(協力:中川寛子)