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宇都宮駅の再開発から考察。街のバリューアップのカギは“医療施設”?

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2018/07/22 配信

栃木県宇都宮市は6月25日、かねてより計画していたJR宇都宮駅東口地区の再開発事業で、野村不動産を代表とし市内事業者8社を含む企業グループ「うつのみやシンフォニー」を、施設などを整備する優先交渉権者に決定したと発表した。

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再開発地区は、市が旧国鉄清算事業団から取得した約2.7haの土地で、現在は飲食店や駐車場として使われている。

一度は清水建設を代表とするJVが再開発に名乗りを上げていたが、2009年に景気悪化を理由に撤退。計画は停滞していたが、宇都宮市は2017年度に事業化を再決定し事業者を公募していた。

なお、同地区は宇都宮市と県東部に位置し同市への通勤率が約30%という芳賀町が整備を進めるLRT(次世代型路面電車)の発着点としても計画されていて、これにより宇都宮駅はJR在来線、新幹線、バスに加え、新たな送客機能が加わることに。ターミナル駅としての存在感は高まるだろう。

商業施設やホテル、公共施設を備える複合ビルを建設

宇都宮市といえば栃木県中部に位置する栃木県の県庁所在地。北関東最大の都市で、人口総数は約52万人、世帯数は22.4万世帯を誇る(2018年6月1日現在)。言わずもがな、餃子の

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