JR東日本が川崎駅西口の大型再開発に着手した。場所は西口を出て左側の線路際で音楽のまちづくりを目指す川崎市の施設「ミューザ川崎」の南側、商業施設川崎流布論を挟んで向かい側にあたる。敷地面積は約1万2400uで、高層棟を含む3棟が建設される。
開発地はJRの変電所跡地など。現在はラゾーナ川崎、ミューザ川崎などが並び、かつての面影はほとんど無くなったが、西口は元々工場の並ぶ殺風景なエリアだった。
それが再開発に次ぐ再開発で変貌を遂げ、今回の開発は最後に残された土地。ここが変わることで西口エリアの開発も最終段階を迎えると言える。

3棟のうち、地上29階となる高層棟は主にオフィスとして活用される予定で、共用スペースとして屋上にはラウンジも設けられる予定。眺望の良い空間になることだろう。
低層棟は主に商業施設、フィットネス&スパなどが入る予定で、館内には保育施設も設けられる計画である。
もうひとつ、目玉となるのは16階建てのホテル棟。約300室規模の「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」が入居する予定で、全体の完成予定2021年春に先駆け、ここだけは2020年春の完成予
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