街並みを一変させるのが新駅の登場だ。それまで閑散としていた地域であっても、新駅によって人を呼び込み、新たな飲食・サービスなどが入る商業用施設が誕生したりする。定住人口が増えることに伴い不動産的な街の評価額も上がり、賃貸住宅も賃料を引き上げても入居者を誘致しやすくなる。
東急電鉄は、横浜市港北区内で2022年度下期に開業を予定する「東急新横浜線」綱島地区の新駅の名称を決めた。港北区内に在住する人や勤務・通学する人を対象に駅名を今年8月10日〜9月6日まで公募したところ1898票が集まり、その公募結果を「新綱島駅(しんつなしま)」に決定したと12月21日に発表した。新綱島駅は、横浜市港北区綱島東1丁目に新設するもので、東急線の新駅開業は約20年ぶり。
駅名選定理由については、新しい駅の新規性を分かりやすく表現するとして選定した。綱島駅の東側にできる新しい駅・路線の将来性に期待を込めた。新幹線アクセス拠点である新横浜駅との親和性や、綱島地区の新たな玄関口として街全体の発展に期待する。「綱島の街の移り変わりを感じる駅」をコンセプトにしている。
相鉄・東急直通線は、東急線日吉駅から相鉄・JR直通線羽沢
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる