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都心勤めの居住者も多い埼玉県和光市:再開発で大型の駅直結施設を建設か

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2021/04/15 配信

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2013年から
工事を施工中

埼玉県和光市は、東武東上線和光市駅の北口エリアで土地区画整理事業を進めている。

事業計画の決定は2008年で、2013年から工事の施工がスタートした。

周辺エリアには狭い道路や古い住宅が多いため、土地区画整理事業では、交通利便性や防災面での課題解決を目指している。

道路や宅地の整備によって宅地の利用推進を図るほか、駅前広場についても整備が予定されている。

なお、当該事業の総工費は約110億円で、予定事業期間は2022年度までだ。

今後の予定としては、2021年度まで道路工事が進められるほか、建物の移転交渉などが行われる。

駅直結大型施設の
建設も検討中

計画の過程において、2020年2月には三菱地所グループおよび大京が事業パートナーに選出された。

和光市が2020年12月に発行した「区画整理だより 第78号」によると、三菱・大京の両社からは駅直結の大型商業・居住施設の建設が提案されている。

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駅直結の大型複合施設建設が提案されている

※引用:和光市

また、駅前広場に関しては、当初の計画では4,500㎡の広さとなる予定だ。

整備後の駅前広場には、現在は設置されていないタクシープールが新設されるほか、一般車両の停車場も設けられる。

そのほか、プランターや噴水が設置されるなど、市民の憩いの場となるような設計だ。

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2021年時点の北口駅前広場の様子:道路の幅が狭い上に古くなってきている

良好な交通アクセスが
今後ますます向上する期待も

和光市駅は池袋~寄居間を結ぶ東武東上線のターミナル駅だ。特急電車およびライナーを除けば全ての電車が停車する。準急電車であれば、和光市から池袋までの所要時間は約15分だ。

また、東京メトロ有楽町線および副都心線が乗り入れており、新宿・渋谷・銀座方面へも乗り換えなしで行けるなど、都心へのアクセスは良好だ。

和光市の統計によると、和光市駅の2017年度1日平均乗降客数は、東武東上線と東京メトロとを合わせて約36万2,000人だ。

同年度で比較すると、秋葉原駅のJRおよび東京メトロの乗降客数合計に匹敵する。

道路に関しても、和光市内には外環自動車道のインターチェンジが2つある。

今後、外環自動車道と東関東自動車道とが接続されれば、首都高速を通らずに成田空港までアクセスできるようになる。

高速道路に関しては工事の完成待ちだが、和光市の利便性については今後の向上が期待される。

新宿区や千代田区で
勤務する人も多い

交通利便性の高さを反映してか、和光市の統計によると、和光市民には新宿区や千代田区で勤務する人も多い。

◯和光市民のエリア別就業者数
・和光市内:8,148人
・板橋区:2,809人
・千代田区:2,530人
・新宿区:2,409人
・練馬区:2,136人
・港区:1,831人
※参照:和光市

勤務先別で見ると最も多いのは市内の勤務者だ。和光市駅から徒歩10分圏内にホンダの研究センターがあり、当該施設で勤務する人も多いと予測される。

しかし、市内の次に多いのは板橋区であり、3番目は千代田区だ。

池袋から丸ノ内線で大手町駅や東京駅などにアクセスできるので、東京都心の勤務者も多数居住している様子がうかがえる。和光市駅周辺の投資では、高属性の入居者も期待できるだろう。

なお、市全体の人口に目を向けると、2018年時点で約82,000人とそれほど多くはない。しかし、2008年以降の10年間で堅調に増加している。

和光市の人口推移
和光市では少しずつだが人口増加が続いている

※参照:和光市

和光市駅の南口エリアでは、すでに交通広場が整備されており、バスターミナルとタクシープールが設けられている。

また、駅直結のEQUIA PREMIEという商業施設もあり、利便性は高い。

駅の北口エリアも整備されれば、今後ますますの人口増加が期待できるだろう。

取材・文:秦 創平

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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