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相鉄悲願の都心乗り入れ間近、ますます価値が高まる相鉄いずみ野線「湘南台駅」

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2021/06/21 配信

神奈川県藤沢市にある、「湘南台」という駅をご存知だろうか。小田急江ノ島線が乗り入れ、相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインの終着駅となっている、神奈川県央部の交通拠点である。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)をはじめ、多摩大学や文教大学など、多くの大学キャンパスへのバスが発着していて、学生の街としての顔も併せ持つ。

相鉄、小田急、横浜市営地下鉄の3線が乗り入れる湘南台駅
相鉄、小田急、横浜市営地下鉄の3線が乗り入れる湘南台駅

「湘南」という名前はつくものの、海が遠く、どこかマイナーだった湘南台に、今、注目すべき理由とはーー。

都内を走る、YOKOHAMA NAVYBLUEの相鉄車両
来年度はいよいよ都心に

埼京線の線路を、2019年末から、JRの車両とは明らかに風貌の異なるブルーの車両が走行している。相鉄がJRとの相互乗り入れ開始に合わせて投入した新車両だ。

これにより、相鉄本線の始発駅である海老名(神奈川県)から新駅・羽沢横浜国大駅を経てJR線に直通し、武蔵小杉、西大井、大崎、恵比寿、渋谷、新宿の埼京線各駅まで一本でつながった。

同時に、湘南台駅発着のいずみ野線も、平日上り朝ラッシュ時間帯の通勤特急が二俣川で海老名発のJR線直通特急と接続することになり、都内へのアクセスが向上した。

相鉄・JR直通運転のために導入された12000系車両
相鉄・JR直通運転のために導入された12000系車両(相鉄サイトより)

次に期待されるのが、2022年度中の開業を目指す相鉄と東急目黒線の直通運転だ。

東急電鉄サイトより

この「相鉄・東急直通線」により、相鉄沿線から東急目黒線を経て都営地下鉄三田線と東京メトロ南北線までが一本でつながり、大手町や永田町などの都心へのアクセスが飛躍的に向上する見込み。相鉄の悲願とされてきた「都心への乗り入れ」がいよいよ実現するというわけだ。

直通線の始発駅となるとみられているのが、湘南台駅である。

羽沢横浜国大に続け、
湘南台の地価上昇に期待

神奈川県の公式サイトにある「かながわ地価レポート」を見ると、過去5年、ほぼ横ばい状態の神奈川県全体の地価に対して、相鉄沿線の地価上昇の勢いが目立つ。

特に目を引くのが、相鉄・JR直通運転が始まった2019年に開業した新駅・羽沢横浜国大駅周辺で、2020年の地価公示では、最も高い横浜市神奈川区羽沢南3-9-11の地価は前年18万4千円(1㎡あたり)から8.7%上昇。県内住宅地の上昇率でトップとなった。2021年の地価公示でも前年比2.5%プラスと続伸し、駅前タワーマンションの建設など、開発への期待感が表れている。

相鉄・JR直通運転による地価上昇効果は、二俣川や海老名など、相鉄のほかの駅にも波及し、湘南台もその一つである。2022年度中に予定されている相鉄・東急直通線の発着駅となれば、その価値がますます高まることは間違いないだろう。

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多数のバス路線も乗り入れる湘南台駅

湘南台駅近くの不動産業者によると、「直通運転を見越して都内からの住み替え需要の問い合わせがある」という。駅徒歩15分の中古戸建(築20年程度)の相場が3000万円台、同様の賃貸物件の家賃相場が月約15万で取引されているという。

今は新型コロナウイルスの影響のため、大学生の賃貸需要は低調なものの、駅徒歩10分以内のワンルームマンションの相場は底堅く、家賃5~6万円で埋まることが多いとか。

一時期は人気が下火となっていた慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)だが、先の不動産業者は「SFCの知名度と人気は全国クラス。SFCがあるからこそ、地方から出てきた多くの学生が湘南台に住んでくれる」と話す。

駅徒歩10分圏内に複数の新築マンションの建築も進み、人口の流入が活発化しそうな湘南台駅。神奈川県内屈指の注目エリアとなるだろう。

健美家編集部(協力:大崎良子)

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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