計画から8年をかけて
大規模物流施設の開発が完了
三井不動産は、2021年6月30日に、JR京葉線の南船橋駅前で開発を進めてきたMFLP船橋Ⅲが竣工したと発表した。
MFLP船橋は物流施設であるものの「街づくり型物流施設」がコンセプトになっており、単なる巨大倉庫とは一線を画している。
物流機能の核となる倉庫エリア、倉庫業を営む法人用のオフィスに加え、地域住民も利用できる緑地エリアがあるなど、入居者以外の人も一部のエリアを利用できるのが特徴的だ。
そのほか、屋上には太陽光発電システムが搭載されており、共用部で使用する電力はすべて自家発電でまかなえるよう設計されている。
MFLPはⅠ・Ⅱ・Ⅲの3棟に分かれており、Ⅰは2016年に竣工した。2021年時点では物件の計画から8年が経過しており、MFLPⅢの竣工をもって全計画建物が完成している。
なお、テナントも順調に決まっており、MFLPⅢの竣工時点で約8割のテナントが決定済だ。
三井不動産は南船橋エリアの
開発に注力中
三井不動産はJR南船橋駅の周辺で精力的に都市開発を進めている。
MFLP船橋は駅南口のエリアにできたスポットだ
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