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JR浦和駅(さいたま市浦和区)西口で、大規模再開発進行中。2026年に事業完了予定

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2021/08/15 配信

浦和駅

JR浦和駅西口で
大規模再開発が進行中

JR浦和駅西口(さいたま市浦和区)を出てすぐのエリアで、大規模再開発事業が進行している。

再開発事業計画は2014年に認可されており、事業施工期間は2026年度に終了する予定だ。

事業施設は10,560㎡の敷地に建設されており、地上27階建てになる見通し。

浦和駅前再開発計画位置図
再開発の対象となっているのはJR浦和駅を出てすぐ南側のエリアだ。
浦和駅前再開発パース
新たな施設はいわゆるゲタ履きの高層施設になる予定。

※引用:さいたま市

地上27階のうち1階~4階は商業施設やオフィスが入り、5階~27階は住宅となる。

住宅の戸数は約530戸でかなり大規模な高層マンションになる見通しだ。

なお、1階~4階のフロアには「市民会館うらわ」という公共施設が入ることになっており、集会室やホールなどが整備される。

再開発ビルは居住機能・商業機能に加えて公共施設の機能も備えることになり、周辺エリアの利便性はかなり向上すると考えられる。

さいたま市としては、都市機能を1箇所に集約することで「都心の形成」を目指すとしており、再開発施設を周辺のにぎわいや回遊性を高めるための拠点にしたい考えだ。

なお、回遊性を高めたいという意図には統計に基づく根拠がある。

浦和駅の北口側は平日・休日を問わず通行量が多い。しかし、再開発エリアが含まれる南側のエリアは、北口側と比較すると通行量が少ない。

南側には「エイペックスタワー浦和」および「コスタ浦和」というゲタ履きのタワーマンションが建っているが、北側と比較すると周辺の通行量はあまり多くないのが現状だ。

また、少し前の統計ではあるが、2007年~2014年における事業所数の推移を見ると、浦和駅の周辺では西口および東口ともに減少傾向にある。

さいたま市および周辺の商店連合会は、「浦和の顔」となる施設を建設することによって、周辺エリアの活性化を目論んでいる。

浦和は埼玉の中でも
ポテンシャルの高いエリア

浦和駅が立地する浦和区は、埼玉県の中でも人口が最も多いさいたま市に属しており、さいたま市の中では南区・見沼区に次いで人口が多い。

なお、さいたま市南区は南浦和駅および武蔵浦和駅周辺のエリアで、浦和駅のある浦和区から見てすぐ南側に位置している。

県の統計によると、2021年7月時点における浦和区の人口は165,807人だ。

2020年はコロナの影響もあってか人口が伸び悩んだが、直近の5年間で浦和区の人口は増加している。

浦和区の人口推移
2016年以降の推移を見ると、浦和区の人口は増加中だ。

※参照:埼玉県

また、浦和駅の乗車人員数(2020年度)は、埼玉県内にあるJRの駅で比較すると大宮駅の次に多い。

三鷹駅や川口駅など、東京都心にほど近い駅よりも乗降人員数が多くなっていることから、浦和駅周辺のポテンシャルはかなり高いと考えられる。

さいたま市としても、人口や駅の利用者が増加している一方で、周辺の事業所数が減少している現状に対して、環境的な強みを活かした街づくりができていないと考えている次第だ。

しかし、不動産投資の観点で見れば、人口の増加傾向や駅の利用者数が多い点などは明るい材料と言える。

そのほか、浦和駅は東京駅や新宿駅へ30分で行けるなど、東京都心へのアクセスが非常に良い。

現役で働く独身世帯やDINKS世帯には人気の出やすい環境が整っている。

ポテンシャルを活かした街づくりが進めば、浦和駅周辺は投資先としてより一層期待の大きなエリアとなるだろう。

浦和駅周辺の住宅地価は
川口駅周辺よりも安い

埼玉県が公表している令和3年の地価公示によると、浦和駅周辺にある住宅地の地価は、川口駅周辺よりも安くなっている。

浦和駅周辺では375,000円/㎡だが、川口駅周辺では441,500円/㎡だ。ちなみに、大宮駅周辺では332,500円/㎡となっている。

なお、川口駅周辺の住宅地は埼玉県の中で最も高い。

※参照:埼玉県

東京都心のベッドタウンで比較すると、川口は不動産投資先として人気の高いエリアだが、データの上では浦和も投資先として十分検討できるエリアと言えるだろう。

浦和駅周辺で掘り出し物の物件を探してみるのも、1つの戦略となるのではないか。

取材・文:秦 創平

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※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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