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千葉県幕張でJRの「新駅」が、2023年春オープン予定。駅前にはイオンモールとコストコ

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2021/10/17 配信

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2023年春に
開業予定

JR東日本は、東京駅から千葉県蘇我駅までの間を結ぶ京葉線について、海浜幕張駅と新習志野駅との間で、新駅の建設工事を進めている。

駅の建設位置図
新駅は海浜幕張駅と新習志野駅とのちょうど中間位置で建設されている。

新駅は2023年春に開業の予定で、JRは2020年7月から本格的な工事に着手した。

新駅建設の費用は、JRと「新駅設置協議会」とが折半して負担することになっている。

新駅設置協議会の構成員は、イオンモール株式会社が代表である地元企業と千葉県・千葉市だ。

新駅の開業はイオンにとって特に恩恵が大きいことからか、地元企業が全費用の半分を負担する区分になっている。

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工事現場のフェンス側から中を見た様子。左奥の方には現場事務所が見える。

2021年現在では、海浜幕張駅とイオンモールとを結ぶ路線バスが通っており、バスを利用するイオンモールの利用客は多い。

バスを利用して海浜幕張駅とイオンモールとの間を移動する場合は、運賃が片道100円に割引されるなど、現状ではバスの利用を促すようなサービスも行われている。

しかし、新駅がオープンすれば、バスに乗らなくてもアクセスできるようになるため、イオンモールの利用者にとっては、大幅に利便性が良くなる見通しだ。

また、イオンモールに隣接するコストコを利用する人も多い。

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コストコが隣接していることで、買物はこの周辺でほとんど済むようになっている。

平日の日中にも関わらず、コストコが道路沿いに出店しているフードコートはかなり多くの人で賑わっていた。

フードコートの様子には、周辺住民からの人気の高さが表れていると言えるだろう。

コストコへ行くためにも、バスか車が主な交通手段となっている。新駅のオープンはコストコの人気にも拍車をかけると考えられる。

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海沿いの駅らしく、開放感のある作りとなる予定。

幕張新都心は「職・遊・学・住」の
機能がそろった複合機能都市

海浜幕張は、これまで「幕張新都心」として複合開発が進められており、駅の周辺にはもともとレジャースポットやショッピングモールなどが多い。

駅を出てすぐのところにはアウトレットモールのららぽーとがあるほか、徒歩圏には国内最大級のイベントホールである幕張メッセや、千葉ロッテマリーンズのホームスタジアムであるZOZOマリンスタジアムなどがある。

幕張メッセでイベントが開かれるときには相当数の人出があり、体感的には同じ京葉線沿線にあるディズニーリゾートにも引けを取らないほどだ。

千葉市によると、居住者・就業者・来訪者等を合わせると、幕張新都心のエリアでは、日々約23万人の人出があるという。

海浜幕張駅周辺のエリアは千葉市美浜区の地域であり、美浜区はエリアによって機能が明確に分かれているのが特徴的だ。

美浜区の土地利用計画図
青色が商業・業務エリアでオレンジが教育エリア、ピンクがホテルなどのエリアで黄色が居住エリアとなっている。

※引用:千葉市

住機能という点では、区の東側に「幕張ベイタウン」というエリアが整備されており、美浜区の住民はここに集中している。

一方で、職の方に目を向けてみると、駅周辺に拠点を構えている企業には名の知れた企業も多い。

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海浜幕張の駅前交差点から見た風景。品川駅港南口などと同じような印象を受ける。

前澤前社長で有名になったZOZOが拠点を構えているほか、通販大手のQVCに加え、イオンモールなどを運営するイオンは、海浜幕張で建てたイオンタワーという自社ビルを本社にしている。

海浜幕張の周辺エリアには、属性が高い人の入居を狙える環境も整っていると言えるだろう。

新駅のオープンを契機として、京葉線沿線のベイエリアなどで物件を探してみるのも1つのアイデアだ。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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