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JR常磐線・東京メトロ千代田線の始発駅、千葉県「我孫子駅」前に大型商業施設が誕生。

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2022/01/23 配信

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水戸街道沿いの
大型ロードサイド店舗として期待

千葉県の我孫子市にある我孫子駅の北口側で、大型商業施設が建設されている。

建設されているのは「フォルテ我孫子」という商業施設だ。我孫子駅の北に位置する水戸街道沿いのエリアで建設工事が進んでいる。

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水戸街道は国道6号線に指定されており、北は東北の沿岸部から東京都の葛飾区や墨田区までつながっている幹線道路だ。

「我孫子駅入口」の交差点からすぐそばの位置であり、はす向かいには「あびこショッピングプラザ」という商業施設がある。

あびこショッピングプラザは、2022年初頭の時点では我孫子駅の近隣で最も大きな商業施設だ。

あびこショッピングプラザには、イトーヨーカドーのほか、マツモトキヨシやABCマートといった専門店に加え、ケンタッキーやくら寿司などの飲食店が入っている。

あびこショッピングプラザには周辺から多くの人が集まっており、近隣に新たな商業施設ができれば、我孫子駅の北口ではさらなる活性化を期待できるだろう。

商業施設のフォルテは株式会社ベルクという会社が運営するショッピングセンターであり、ベルクが展開するショッピングセンターは2020年時点で関東一円に約120店舗ある。

ベルクはコロナ禍の2020年にも神奈川県相模原市・群馬県太田市で新店舗をオープンしたほか、2022年1月にも埼玉県飯能市で新店舗の営業をスタートした。

コロナによる不況が流通業界にも影響を与える中にあって、ベルクはとても勢いがあることが伺える。

ベルクにはイオンが資本参加しており、ベルクが展開する店舗にはイオンのプライベートブランドである「トップバリュ」の商品も並んでいる。

もともとあびこショッピングプラザにイトーヨーカドーが入っていることを考慮すれば、イオンの商品も並ぶ商業施設ができることは、地域住民の利便性向上に貢献すると言えるだろう。

フォルテ我孫子には、食品を中心としたスーパーマーケットの他に、スポーツジムのエニタイムフィットネスが入ることが明らかになっている。

しかし、工事の概要からはさらにもう1社別の会社が展開する店舗が入ることが明らかになっており、どんな店舗が入るのか気になるところだ。

ちなみに、我孫子駅の北口には24時間営業のスポーツジムがないので、エニタイムフィットネスが開店すれば、周辺で唯一24時間営業するスポーツジムとなる。

なお、フォルテ我孫子は2022年3月末までが工事期間となっているので、開業時期は春以降になると予測される。

北千葉のファミリー世帯
集積に期待

我孫子市は、千葉県と茨城県との県境にあたる利根川の南岸に位置するエリアだ。

南西側に目を向けると北千住・松戸・柏などの都市があり、柏などは特に、首都圏のベッドタウンとして一定以上の規模を持った都市だ。

これらの都市と比較すると、我孫子は少しローカル感が強く、見劣りするかもしれない。しかし、我孫子には他の都市とは違った良さがある。

まず、JR我孫子駅は常磐線の始発駅だ。常磐線は柏・松戸を経由して北千住・上野へとつながっている路線であり、東京メトロ千代田線が乗り入れている。

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常磐線は千葉と東京都心をつないでおり、千代田線に接続すれば代々木の方までアクセスできる。

我孫子は千葉の北にありながら、東京都心への交通利便性が高い。

もう1点、我孫子が持つ特徴的なポイントは、利根川水系の手賀沼があることだ。

手賀沼は利根川水系の湖沼で、東側で利根川と合流し、銚子の方までつながっている。

湖には公園も整備されており、我孫子では北千葉及び埼玉では他に無い水辺の自然を感じられる。

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手賀沼では多摩川や墨田川などとは違った自然を感じられる。

東京の東部に勤めるファミリー世帯などには特に、我孫子は人気が出やすい特長を持っているとも考えられるだろう。

ファミリー世帯をターゲットにした投資を考えるのならば、我孫子は穴場となる可能性を秘めている。

商業施設のオープンを契機として投資を検討するのも1つのアイデアではないだろうか。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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