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羽田空港へのアクセスも抜群の川崎市臨海部「扇島」で、市が土地利用方針を策定中。最先端技術の研究拠点が誕生?

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2022/07/02 配信

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川崎市は「川崎臨海部の目指す将来像」として「臨海部ビジョン」というものを策定している。

※引用:川崎市

用途未定の222ヘクタールについて
今後詳細な利用計画を策定

神奈川県の川崎市は、臨海部の扇島地区について今年度中に土地利用方針をまとめると発表した。

扇島地区とは川崎市の中で最も海側のエリアであり、現在ではJFEスチールが鉄鋼製品製造の高炉などを設けている。

土地利用方針対象エリア
現状土地利用方針が検討されているのは赤く網掛けされたエリアだが、高炉など設備の休止によって、今後対象エリアが広がる可能性もあるという。

※引用:川崎市

しかし、鉄鋼事業を取り巻く環境の変化に伴い、JFEスチールは2020年3月に「生産体制の最適化に向けた構造改革の実施」を発表し、扇島地区を中心とするエリアの設備を2023年9月に休止することが明らかになった。

扇島は1959年に神奈川県が埋め立てて出来上がった人工島であり、その後旧日本鋼管が取得したことから鉄鋼工業地帯の一部となっている。

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羽田空港方面から見た京浜工業地帯の様子。扇島は京浜工業地帯の要とも言えるエリアだ。

JFEスチールは扇島の工業地帯で環境・リサイクル関連の事業に取り組んでおり、カ

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