• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

横浜から相鉄線で3駅、イオン天王町ショッピングセンターが秋に開業予定

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2022/08/06 配信

n3oHr8JvFrZ4ThP1658942099

今年の秋に
開業予定

イオンリテールは、今年の秋に横浜市保土ヶ谷区の天王町でイオン天王町ショッピングセンターを開業すると発表した。

イオン天王町ショッピングセンターは、従来あったイオン天王町店が建物建て替えのために一時閉店していたもの。

建て替え前後で規模が大きくなるわけではないが、50年近く経過した建物が新しくなることで、イメージは刷新されるだろう。

また、新しくなるイオン天王町ショッピングセンターでは、デジタル技術の積極的な活用など新たな試みが展開される。

来店客が自らのスマホで商品のバーコードをスキャンするシステムや、AIによる商品提案などが導入される予定だ。

なお、店舗の規模は敷地面積約1万7,000㎡・駐車場台数約500台・専門店数は約50店舗となっている。

約50店舗という数字は、イオンの中であまり多い方ではない。しかし、横浜駅から近いため天王町周辺で比較するとかなり大きい部類に入る。

天王町は都心へのアクセスが良好で
人気の出やすいエリア

天王町は横浜駅から相鉄線で3駅目に該当する駅で、電車による移動の所要時間は約5分だ。

2oG15eSRiglrLFv1658943146
相鉄線と並行して流れる帷子川(かたびらがわ)沿いの様子。横浜駅からほど近い場所にありながら、天王町は下町らしい雰囲気も持っている。

天王町からは、横浜駅周辺や川崎など神奈川県内だけではなく、渋谷や新宿など東京都心へのアクセスも良好となっている。

天王町から渋谷や東京など東京都心への所要時間は40分~50分だ。

投資エリアを探すセオリーとも言える東京都心から30分圏内には入らないものの、横浜駅からの距離を考えれば、天王町は投資を検討するに値するエリアと言えるだろう。

なお、イオンが発表したプレスリリースでは、商圏の特徴として小学校も多く若いファミリーが多く生活しているとされている。

noYrf3n1pHew1u31658948983_1658948988
イオンが公開している商圏の図。新店舗からは星川駅や西横浜駅なども近く、これらのエリアに着目するのも良いのではないだろうか。

実際に天王町の周辺には働き盛りの世代が多く住んでいることが伺える。

さらにはイオン天王町ショッピングセンターの周辺では開発道路の新設や大型マンションの建設が進んでおり、今後も人口転入の期待が大きい。

若年世代向けの運営をするとともに
地域貢献イベントなどの予定も

予定されているイオン天王町ショッピングセンターの店舗構成はファミリー層も意識したものとなっており、各フロアは以下のように構成される。

1階:食品や生活必需品のフロア
2階:インテリア・雑貨やカルチャーのフロア
3階:キッズ&ファミリー及びスポーツのフロア
(3階建て)

核店舗として自社ブランドのイオンスタイルに加え、ペテモ(イオングループのペットショップ)や未来屋書店(イオングループの書店)などが入る。

なお、他のテナントについてイオンからの発表はまだない。一方で、パート・アルバイトの採用サイトが立ち上がっており、サイトでは募集職種として約20の職種が掲載されている。

掲載されているのはイオンが運営する店舗のみと予測されるため、他のテナントについて読み取れる情報はないが、オープンに当たっては相当数のスタッフが採用されるだろう。

イオン天王町ショッピングセンターのオープンは、周辺の経済にも相応の影響を与えると考えられる。

店内にはフードコートも設けられる予定で、若いファミリー世帯を意識する一方、ニチイ天王町店(1977年オープン)など前身店舗からの伝統とも言える行政や地元商店街とのイベントなども開催される。

YW0RkpBARUdYYGt1658944890
帷子川(かたびらがわ)に飾られるこいのぼり。イオンのオープンによって地域交流が加速することも期待される。

地域密着のイベントと前述した新たな技術の導入などを並行して進めようとする姿勢には好感が持てる。

相鉄線沿線というと、海老名やJRとの乗り入れに関連する羽沢横浜国大などにスポットが当たりがちだ。

しかし、天王町周辺など横浜駅にほど近いエリアにも目を向けてみると良いのではないだろうか。

取材・文:秦創平(はたそうへい)

秦創平

■ 主な経歴

フリーランスライター。
不動産業界歴約12年を経て2019年からフリーランスのwebライターとして活動を開始。営業マン時代にはセミナー講師の経験も多数あり。
国内・海外を問わず不動産投資に関する記事が専門で、現在では毎月数十本単位の記事を執筆中。特にデータを用いた市場分析が得意で、海外マーケットに関するリサーチ記事の執筆も多数請け負っている。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ