東京都荒川区のJR西日暮里駅北側で再開発計画が進んでいる。西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルの施設概要など事業の方向性を示す基本計画検討に入っており、17年度の都市計画決定を経て、18年度に組合を設立、20年度には権利変換計画認可を目指している。
対象となっているのは荒川区西日暮里5丁目の敷地面積2.3haの土地で、地権者は土地所有者、借地権者を合わせて79人おり、うち7割は準備組合に参加している。対象地区東側には小規模な店舗や住宅が集まっており、西側には道灌山中学校跡地などの区有地がある。計画ではここに延べ約10万4,200㎡規模の再開発ビルを建設する予定。商業施設、オフィス、住宅に加え、主要地権者である荒川区は既存の区民会館サンパール荒川を再開発地区内に移築することも考えており、最大では1万5,000㎡規模のホールになる可能性がある。
西日暮里はJR線山手線、同京浜東北線)、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナーが交差する、鉄道アクセスが非常に良い立地。その利便性を生かした街作りがおこなれれば、まだ、さほど開発が進んでいない日暮里・舎人ライナー沿線が大きく変わる可能
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