その昔の白金高輪駅周辺は小さな町工場が並ぶ、今とは全く異なる風景の街だった。それが一気に変わったのは平成17年。駅前にある「白金アエルシティ」の誕生である。
そのすぐ近く、北側で古川と接する白金一丁目東部北地区で白金高輪を大きく変える、二度目の大規模再開発が始まる。現在は小規模な住宅、病院、工場などが密集するエリアだが、白金アエルシティ同様、既存の施設も取り込んだ計画となっているのが特徴だ。
敷地面積は約1.7ha。計画では敷地東側に最高高さ約156m、44階建ての超高層マンション1棟、広場を挟んだ西側に17階建ての高層マンション1棟と6階建ての低層棟を配する。
3棟を合わせた延べ床面積は約13万4770㎡で、住宅約1220戸のほか工場、事務所、生活利便施設(店舗、病院等)などが入居する予定。これ以外には公共施設等として道路(拡幅)、公園、広場などが整備されるという。商業施設、公益施設などが入る複合開発は一般的だが、病院、
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