東急線には全国的にも知られる田園都市線、東横線以外にも短い路線が多数ある。そのうちのひとつ、池上線は池上本門寺に参拝客を運ぶために大田区蒲田と池上を結ぶわずか1.8キロの路線として1922年にスタートした。
その後、1928年に蒲田から品川区五反田までの15駅、全長10.9キロを繋いで全線開通しており、約90年の歴史がある。
だが、長い歴史の割には率直なところ、認知度はあまり高くない。先日行われたイベントで東急電鉄が説明したところによると、東横線75.7%、田園都市線74.0%に対し、54.3%の認知率である。
都心近くでもあるため、今後も人口は増加する見込みではあるが、沿線振興は一朝一夕にはできない。そこで約90周年ということで今年から東急、大田区、品川区が連携、池上線人気を盛り上げるべく、イベントなどを行っていくという。
そのうちでも、10月9日に行われる全線無料で乗り放題はニュースでも度々取り上げられているから、ご存
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる