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二子玉川の隣が熱い!二子新地が変わり始めた。利便性に安さ、余白の大きさに注目

都市計画・再開発(地域情報)/横浜・川崎・千葉・埼玉/首都圏 ニュース

2019/01/21 配信

東急田園都市線二子玉川駅といえば、多摩川沿いのしゃれたまちとして古くから人気があり、かつ再開発で全国的にも知られるようになったまち。古くから開発されてきているため、駅周辺には物件が建つ余地はなく、家賃、物件価格もかなり高めだ。

多摩川を挟むものの、距離はたいしてない、二子玉川と二子新地
多摩川を挟むものの、距離はたいしてない、二子玉川と二子新地

それに比べると、多摩川を渡るだけ、一駅遠いだけなのに隣駅、二子新地駅周辺はかなりお手頃と、このところ人気が高まりつつある。

二子新地自体は元々、大山街道(江戸時代に信仰を集め、多くの人が詣でた大山への道)沿いの、二子の渡しがあった場所で、当時は往来で賑わったまちである。その後、大正時代に花街が誕生、戦前の最盛期には100人もの芸者がいたとも。だが、戦後は徐々に衰退、10年ほど前までは寂れた雰囲気が否めない状態になっていた。

あちこちで建設現場、新築間もない物件をみかける二子新地周辺
あちこちで建設現場、新築間もない物件をみかける二子新地周辺

ところが、2010年に二子玉川再開発の第一期が完成。人気が高まるにつれ、隣駅である二子新地にも余波が及ぶようになった。

東京都世田谷区と神奈川県川崎市高津区であれば、賃料、物件価格が安くなるのは当然だが、再開発の利便性は十分に享受できる距離である。家賃、価格の安さを考えれば、それでもお得という判断をした人が少なくないのだ。

改札口を出てこれが目に入る。スーパーの下は駐輪場になっている
改札口を出てこれが目に入る。スーパーの下は駐輪場になっている

さらに2014年には商店街はあるものの、買い物の利便性が今ひとつと言われていた二子新地の高架下、改札の目の前にスーパーが誕生した。駅を降りた途端に賑やかなスーパーが目に入るようになったわけで、それがどれだけまちのイメージをプラスにしたか。

大山街道沿い、二子橋に近いところの建設現場。あまり広くない土地にワンルームマンションを建設中
大山街道沿い、二子橋に近いところの建設現場。あまり広くない土地にワンルームマンションを建設中

乗降客数は上昇基調にあり、まちを歩くと、アパート等の建設現場を複数見かけることができる。

これまでになかったセンスの店が増えており、歩いている人も若返った印象がある
これまでになかったセンスの店が増えており、歩いている人も若返った印象がある

商店街、大山街道沿いには若い層を対象にしたレストラン、ショップなどが明らかに増えており、食べログなどの情報から推察すると2012年以降、特にその傾向が顕著である。

路地なども多く、区画が大きくないことも個人の投資家にとっては入りやすい地域ではなかろうか
路地なども多く、区画が大きくないことも個人の投資家にとっては入りやすい地域ではなかろうか

加えて、歩いてみると空地、古いアパート、空き家などが点在しており、余地のない対岸とは全く違う状況である。これから5年後、10年後にはさらに変わりそうな、これからが面白いまちと言えそうだ。

健美家編集部(協力:中川寛子)

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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