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東京オリンピック選手村跡地「HARUMI FLAG」、湾岸収益物件の利回りに大きく影響か?

都市計画・再開発(地域情報)/東京 ニュース

2019/05/18 配信

来年に開催を控える東京オリンピック・パラリンピック。その選手村は、五輪後に分譲マンション・賃貸マンション、商業施設などとして活用される。このプロジェクトは、「HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)」と命名され、分譲マンションの販売センター「HARUMI FLAGパビリオン」も4月27日にオープン、完全予約制の事前案内会を開始した。

7月下旬に第1期登録受付を開始する予定。販売センターの見学は、6月中旬まで予約でいっぱいだという。

ハルミフラッグ完成予想パース

ハルミフラッグには、不動産開発大手がすべて参加しており、東京都中央区晴海の約13haの土地に分譲マンション(4145戸)のほか、シニア住宅とシェアハウスを含む賃貸住宅1487戸を供給する。商業施設や保育施設、介護住宅なども備えて新たに1万2000人ほどが入居する一つの街が誕生することになる。

第1期は500~600戸が発売される見込みだ。4月下旬に5000万円台~1億円以上という販売価格帯も発表された。今年の目玉プロジェクトとして、不動産業界内で最大の注目を集めている。ハルミフラッグの販売価格が東京圏の他物件の分譲価格帯に影響を与えかねないためだ。

足もとの東京湾岸

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