この数年、高架下をどう使うかはどの鉄道会社でも大きな課題。そのうちでも今、目立って力を入れているのがJR東日本だ。都心から郊外まで、様々な用途で高架下を活用しようとしている状況を見ていこう。
■秋葉原〜御徒町間では店舗、ホテルが

まずはすでにある程度の活用がされてきた秋葉原〜御徒町間で最後の開発が進められている。ここは「AKI-OKA」を愛称に、歩きたくなる高架下を作ろうと2010年に開業した「2k540 AKI-OKA ARTISAN」のほか、「ちゃばらAKI-OKA MARCHE」「御徒町らーめん横丁AKI-OKA GOURMET」など場所によって異なるテーマで開発が進んできた。

最初に作られた「2k540 AKI-OKA ARTISAN」は御徒町周辺にモノ作りの伝統があることから、「ものづくり」をテーマに工房+ショップからなるアトリエショップを中心に飲食、物販が集まるエリアで、高い天井に白い円柱が印象的な空間
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