外国人旅行客で賑わっていた新宿で、大型店舗の閉店が相次いでいる。コロナの影響で、外国人旅行客による消費がほとんどなくなった影響は大きい。
12月某日、新宿の街を歩いてみると、緊急事態宣言が出た4月から時が止まったままの店舗もあった。新宿が今、大きな変化の時を迎えている。
長らく新宿東口の象徴となっていたのが、アルタの電光掲示板だ。歌舞伎町の入口前に、ヤマダ電機の「LABI新宿東口館」がオープンし、巨大な電光掲示板が登場したのが、2010年4月のこと。
広い店内には、外国人旅行客も多く訪れていた。それが今年10月4日、閉店した。新宿は、ヨドバシカメラやビックカメラも店舗も構え、家電のメッカとなっていた。
今回の閉店は2019年12月にヤマダ電機が大塚家具を子会社化したことで、大塚家具の新宿ショールームとの競合を防ぐ目的のようだ。
新宿伊勢丹の前の道を歩いていると、さらにまた閉店を知らせる看板が目に入った。AOKI新宿東口店が、新宿西口本店と店
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる