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「羽田空港アクセス線」の事業が認可! 都心東部だけではなく将来的には新宿や新木場方面にも利便性が波及する?

都市計画・再開発/東京 ニュース

2021/01/27 配信

東京では豊洲駅(有楽町線・ゆりかもめ)と住吉駅(新宿線・半蔵門線)を結ぶ「東京メトロ豊住線」、銀座から晴海〜有明・国際展示場付近に抜ける「臨海地下鉄」、さらには東京メトロ半蔵門線や都営大江戸線の延伸など、鉄道の新線や延伸の計画がいくつもある。一向に実現に向かわず都市伝説的な路線もあるが、なんとこの度、JR東日本による「羽田空港アクセス線」の鉄道事業が認可され、はやければ2029年に開業することがわかった。

田町駅付近から羽田空港へ抜ける「羽田空港アクセス線」。これが実現すると、約18分で羽田空港から東京駅まで行けるようになるという。
田町駅付近から羽田空港へ抜ける「羽田空港アクセス線」。これが実現すると、約18分で羽田空港から東京駅まで行けるようになるという。

JR田町駅付近から羽田空港に直結
東京上野ラインでアクセスできるように

羽田アクセス線は、かねてからJR東日本が申請をしていた路線だ。国土交通省は1月20日に事業を認可したと発表した。事業費は3000億円(車両費は除く)で、開業は2029年度を予定。開業後は1日あたり72本、1時間当たり4本(片道)で運行する計画だ。

JR東日本によるニュースリリース。今回は本計画ルートのうち、「アクセス新線」が認可されたと発表している。 出典:JR東日本ニュース
JR東日本によるニュースリリース。今回は本計画ルートのうち、「アクセス新線」が認可されたと発表している。
出典:JR東日本ニュース

JR東日本はこれまで、以下の4つのルートを羽田空港アクセス線構想として掲げてきた。

・アクセス新線:羽田空港新駅(仮称)〜東京貨物ターミナル間

・東山手ルート:東京貨物ターミナル〜東京駅を結ぶ

・西山手ルート:東京貨物ターミナルと新宿方面を結ぶ

・臨海部ルート:東京貨物ターミナルと房総方面を結ぶ

今回認可されたのは、アクセス新線だ。国土交通省が公開した事業概要によると、整備区間は東京貨物ターミナル〜羽田空港新駅(仮称)間の約5.0qで、整備される駅は羽田空港新駅(仮称)の1駅。

列車は羽田空港新駅(仮称)から、新たに建設されるアクセス新線の地下トンネルを抜けて、地上にある東京貨物ターミナルに至る。そこからは貨物線として使われている「大汐線」を通り、田町駅近くで東海道本線と合流し、上野東京ラインにつながるという。そうであれば、新駅の次に停車するのは新橋駅になるのかもしれない。

なお、大汐線は現在使われておらず、今回の事業に伴い改良することで東山手ルートの経路にするそうだ。アクセス新線は新たに整備、東山手ルートは既存路線を使い整備すると考えられる。

国土交通省が公開した事業概要。羽田空港と都心のダイレクトアクセスが実現するだけではなく、宇都宮・高崎方面や常磐方面との行き来がしやすくなることも示唆されている。 出典:国土交通省ニュースリリース
国土交通省が公開した事業概要。羽田空港と都心のダイレクトアクセスが実現するだけではなく、宇都宮・高崎方面や常磐方面との行き来がしやすくなることも示唆されている。
出典:国土交通省ニュースリリース

地図によると、羽田空港新駅(仮称)は空港の第1ターミナルと第2ターミナルの間に設けられるようで、東京駅までは約18分。現状だと浜松町駅でモノレールに乗り換えで30分近くかかるので、かなりの時間短縮になる。さらに、上野東京ラインにつながるということは、上野や赤羽〜浦和〜大宮、日暮里〜北千住など、宇都宮線や高崎線、常磐線からも羽田空港へダイレクトにアクセスできるようになる。停車駅がどうなるかはまだわからないが、羽田空港アクセス線の整備で、都内北部〜埼玉、北関東エリアと首都圏〜羽田空港までも移動しやすくなるのはインパクトがある。関連地域に何らかの影響があってもおかしくない。

西山手ルートと臨海部ルートも
認可されるとさらに羽田が近くなる

気になるのは、アクセス新線を通り東京貨物ターミナルでりんかい線とつながり、新宿方面に向かう西山手ルート、新木場方面に向かう臨海部ルートが実現するかどうかだ。まだ開業についてアナウンスされていないが、仮に認可されると、これもかなりのインパクト。いまは新宿駅〜羽田空港駅間は40分ほどかかるが、かなりの時間短縮が期待できる。新木場についても同様だ。

新宿方面から羽田空港へのアクセスが良くなると、空路の移動が多い人にとっても、都内西部が住まいの候補地になるかもしれない。片や羽田空港と新木場がつながると、東京ディズニーリゾート〜千葉方面に抜けやすく、旅行者にとっても朗報だ。

現在は品川・高輪ゲートウェイ・泉岳寺駅、田町駅の沿線で、大規模な再開発が進行中。近く、国際ビジネスの交流拠点として、カンファレンスやビジネス支援施設、ラボやホールといった文化創造施設、ホテルや住居が整備される。現在は泉岳寺駅から羽田空港・成田空港に向かう列車があり、浜松町駅からモノレールに乗り乗り換えて羽田空港にも行ける。これらに加え、羽田空港アクセス線ができると、さらに選択肢が広がり、国内外から人が集まりやすくなるだろう。そう考えると、同線の整備は単に利便性の向上だけではなく、国際競争力強化の点でも、非常に意味がある。

健美家編集部(協力:大正谷成晴)

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